今でも現役の乾電池ガジェットはたくさんありますもんね。
乾電池の形をしたスマート電池からリボンケーブルが伸び、DC端子で給電できるデバイス「ReVolt」がクラウドファンディングで出資金を集めています。
DC端子に付属するUSB変換ケーブルを合体させれば、コンピューターからでもモバイルバッテリーからでも給電が可能になるので、懐かしの電子機器がまた復活します。ということは…壁からのコンセントや太陽光パネル、それにモバイルバッテリーでも、ゲームボーイが遊べるようになっちゃうんですねぇ。
昔の電子機器は多くが乾電池を使っていましたが、近年ではUSB-AやCで充電するものばかり。乾電池は今でも普通に売っていますが、交換するのも面倒だし、古いガジェットは廃れてゆくばかりなんですよね。
その問題に救いの手を差し伸べるのがこの「ReVolt」。単4電池型のスマート電池は、単3にも単2にも単1にも変身するカバーと、角型9Vの+とーにくっつくコネクターが付いているので、この世にあるほとんどの乾電池機器に対応できます。
リボンケーブルはスマート電池にクルクル巻いて長さを調節し、DC端子は両面テープなどでガジェットに固定します。また使用中はLEDが点灯し、スマート電池も赤く光る仕組みになっています。
ガジェットによっては電池を複数本差し込まないといけませんが、そんなときは空洞のダミー電池を使い、通電させることになります。
ついでにDC-USBケーブルは連結して同時に別の電子機器にも給電が可能。これでマルチタスクができちゃいますね。
ReVoltを使えば予備の乾電池のことを考えずに済みますし、使用済みの乾電池を捨てる罪悪感からも解放されます。それにもしも、また乾電池に戻ってガジェットを使いたくなっても問題ナシです。
KICKSTARTERでは、単4から単3に変身できるカバー付きスマート電池+ダミー1本+DC-USBケーブルのセットが早割で29ユーロ(約3,900円)、カバー付きスマート電池3本+ダミー3本+ケーブル2本のセットが49ユーロ(約6,600円)など、いくつかのセットが選べるようになっています。
押し入れに眠っているラジカセやゲームボーイなどなど、これで復活させてみてはいかがでしょうか?
Source: KICKSTARTER via Fresh Gadgets