「年金はいくらもらえるの?」「老後資金はいくら必要なの?」「老後資金はどうやって用意すればいいの?」
上記のような老後資金に関することは、老若男女問わず、誰もが抱える心配事になっています。そこで今回は、公的年金制度の仕組みや、用意すべき老後資金の考え方を解説。受け取れる公的年金の額を増やす方法と、それと合わせて活用したい「つみたてNISA」と「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」についても紹介します。【※関連記事はこちら!】⇒まだ「つみたてNISA」を始められない人が抱えがちな“8つの疑問”をわかりやすく解説! 金融機関&投信の選び方や「iDeCo」との併用方法などにズバリ回答!
2019年6月に公表された金融庁の報告書によって「老後資金2000万円不足問題」が話題になったことを覚えている方も多いでしょう。この報告書では、2017年の総務省「家計調査報告」の数字をもとにして、高齢夫婦無職世帯(夫65歳・妻60歳の夫婦のみの無職世帯)が平均的な生活を送ろうとすると、実収入と実支出(非消費支出と消費支出の合計)の差が毎月約5.5万円の赤字になると説明。これが30年続くと、老後資金が約2000万円不足すると解説していました。【※関連記事はこちら!】⇒「老後資金はいくら必要か」を知るために、年金額と老後の支出をしっかり把握しよう! 不安になって焦る前に年金受給額を調べて、老後の資金計画を立てよう
しかし、これはあくまで統計上の数字です。例えば、家計調査報告の住居費には持ち家の人が含まれているので、金額が少なめになっています。住宅ローンの返済が終わっていない家庭も含まれていますが、住宅ローン返済費はこの住居費には含まれていません。家計調査報告では、住宅ローン返済費は消費支出とは捉えてないからです。
つまり、賃貸住まいの世帯や住宅ローンを借りている世帯は、もっとお金が必要になるということです。また、その他の費用も、世帯によっては多くかかっている、少なく済んでいるなど、バラバラのはずです。
また、2018年以降の家計調査では、年々、実収入と実支出の差が縮小しています。2020年の家計調査では、実収入25万7763円に対して実支出25万9304円となっており、赤字はわずかに1541円に縮小しています。これが30年間続くと、不足する金額はわずかに約55万円ですから、老後資金問題が解決してしまうようにも感じます。もっとも、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1人10万円の特別定額給付金が支払われたり、外出自粛などによって支出が減ったりした、特殊な要因のある年でした。
つまり、こうした統計からは、本当に用意すべき老後資金の金額はわからない、ということを押さえておきましょう。
本当に用意すべき老後資金の金額は、「老後の収入−老後の支出」で計算して、足りない分の金額です。といっても、老後の支出がいくらになるかなど想像つかない方が大半でしょう。一般的に、老後の支出は現役時代の6〜7割といわれています。ですから、ここでは現在の生活費の7割と見積もっておきましょう。なお、もし「毎月の支出がよくわからない」という状態ならば要注意。1カ月分の預貯金の履歴・買い物のレシート・クレジットカードの明細をチェックし、1000円単位など大まかでもいいので集計してみましょう。その金額の7割が、毎月の老後の支出の目安となります。
さらに、老後の生活費の支出とは別に医療費や介護費を用意しておきたいところ。家計調査には、こうしたもしもに備えるお金が用意されていません。目安としては1人300万円〜500万円程度となります。
一方、老後の収入の大きな柱となるのは、公的年金です。日本の公的年金には、20歳から60歳までのすべての人が加入する国民年金と、会社員や公務員が勤務先を通じて加入する厚生年金の2つがあります。
会社員や公務員の場合、毎月の給料から厚生年金保険料が天引きされています。これには、国民年金保険料が含まれています。そのため、老後を迎えた際には国民年金・厚生年金の両方から老齢年金が受け取れます。
一方、個人事業主やフリーランス、専業主婦(夫)などの方々は、厚生年金に加入していませんので、老齢年金は国民年金のみとなります。
なお、国民年金から受け取る老齢年金を「老齢基礎年金」、厚生年金から受け取る老齢年金を「老齢厚生年金」といいます。
老齢基礎年金は、原則として20歳〜60歳までの40年間(480カ月)国民年金保険料を支払うことで満額受け取れます。40年分納めた場合、受け取れる金額は78万900円(2021年度)です。なお、国民年金保険料の未納の期間があると、その分、受け取れる金額が減ります。
一方、老齢厚生年金の金額は平均年収や加入月数によって異なり、おおよそ「平均年収÷12×5.481/1000×加入月数」という式で計算します。一般に、年収が高いほど納める保険料が高くなり、将来受け取れる年金額も高くなります。
公的年金の正確な金額は、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認しましょう。ねんきん定期便は、毎年誕生日ごろに郵送で届く書類です。50歳以上の人の場合、ねんきん定期便には「60歳までこのまま加入を続けた場合に65歳から受け取れる年金の見込み額」が記載されています。これを見れば、おおよその年金の額がわかります。
一方、50歳未満の人の場合、ねんきん定期便には「現時点で受け取った場合の金額」しか書かれていません。これでは、特に若い方は金額が少なすぎて、参考にならないでしょう。そこで利用したいのが日本年金機構のウェブサイトであるねんきんネット。ねんきんネットにログインすれば、今後の年金額のシミュレーションが簡単にできます。スマホやパソコンなどでいつでも情報を確認できるので便利です。
ここでは簡単に、平均年収・厚生年金加入期間別の公的年金の金額を表にしました。
■23歳から厚生年金に加入した場合の将来の年金額の目安 | ||||||||||
厚生年金加入期間 | 5年 | 10年 | 15年 | 20年 | 25年 | 30年 | 35年 | 40年 | 43年 | |
年齢 | 27歳 | 32歳 | 37歳 | 42歳 | 47歳 | 52歳 | 57歳 | 62歳 | 65歳 | |
平均年収 | 200万円 | 83.7万円 | 89.3万円 | 94.9万円 | 100.5万円 | 106.0万円 | 111.6万円 | 117.2万円 | 122.8万円 | 126.2万円 |
300万円 | 86.6万円 | 95.2万円 | 103.7万円 | 112.3万円 | 120.8万円 | 129.4万円 | 137.9万円 | 146.5万円 | 151.6万円 | |
400万円 | 89.3万円 | 100.5万円 | 111.6万円 | 122.8万円 | 134.0万円 | 145.2万円 | 156.4万円 | 167.5万円 | 174.2万円 | |
500万円 | 91.6万円 | 105.1万円 | 118.5万円 | 132.0万円 | 145.5万円 | 159.0万円 | 172.5万円 | 186.0万円 | 194.0万円 | |
600万円 | 94.5万円 | 111.0万円 | 127.4万円 | 143.9万円 | 160.3万円 | 176.7万円 | 193.2万円 | 209.6万円 | 219.5万円 | |
700万円 | 97.5万円 | 116.9万円 | 136.3万円 | 155.7万円 | 175.1万円 | 194.5万円 | 213.9万円 | 233.3万円 | 245.0万円 | |
762万円以上 | 99.5万円 | 120.8万円 | 142.2万円 | 163.6万円 | 185.0万円 | 206.3万円 | 227.7万円 | 249.1万円 | 261.9万円 |
※国民年金満額(78万900円)と厚生年金額の目安 ※65歳未満の金額は65歳時点での受給金額を表示
上の表の縦軸は平均年収、横軸は厚生年金の加入期間です。国民年金については40年間保険料を支払い、満額受け取れるものとします。この場合の公的年金額の合計を表に記載しています。
例えば、平均年収300万円・400万円・500万円の方が、40年間厚生年金に加入した場合で比べてみましょう。もらえる年金額は、次のように変わります。
・平均年収300万円で40年加入……公的年金 年間約146.5万円(月額約12.2万円)・平均年収400万円で40年加入……公的年金 年間約167.5万円(月額約14.0万円)・平均年収500万円で40年加入……公的年金 年間約186.0万円(月額約15.5万円)
また、人によっては勤務先で企業年金に加入している場合もあります。企業年金の金額は、ここには含まれていませんので、その金額を加算しましょう。加入している企業年金の種類や金額は、勤務先の人事・総務など、所管部署に確認してみましょう。
このように、老後の収入と支出を試算してみた結果、老後の収入とくらべて老後の支出のほうがずっと少ないという人はいいのですが、実際には「老後資金が足りない」という人がほとんどではないかと思います。
老後資金が足りない場合には、年金自体を増やす方法もあります。その代表は「長く働く+年金の繰下げ受給」です。
国民年金は原則60歳までしか加入できませんが、厚生年金は70歳まで加入できます。つまり、60歳以降も長く働くことで、厚生年金の加入月数が増える、受け取れる厚生年金の金額も増えます。
また年金は、原則65歳から受け取るしくみですが、受け取りを遅らせることもできます。これを繰下げ受給といいます。繰下げ受給では、年金の受け取りを1カ月遅らせるごとに年金額が0.7%ずつ増加。2022年4月以降は最長で75歳まで年金の受給を繰り下げることによって、年金額を84%も増やすことができるようになります。もちろん、繰り下げている期間は年金が受け取れないので、その間の生活費などを用意する必要はあります。しかし、働きながら年金を繰り下げることで、受け取れる年金額を増やすことができます。
■65歳以降も働き受給を繰下げた場合の年金額の目安 | |||||||
厚生年金加入期間 | 43年 | 44年 | 45年 | 46年 | 47年 | 48年 | |
年齢 | 65歳 | 66歳 | 67歳 | 68歳 | 69歳 | 70歳 | |
平均年収 | 200万円 | 126.2万円 | 138.0万円 | 150.0万円 | 162.2万円 | 174.5万円 | 187.1万円 |
300万円 | 151.6万円 | 166.2万円 | 181.1万円 | 196.3万円 | 211.7万円 | 227.4万円 | |
400万円 | 174.2万円 | 191.3万円 | 208.7万円 | 226.6万円 | 244.7万円 | 263.3万円 | |
500万円 | 194.0万円 | 213.3万円 | 232.9万円 | 253.1万円 | 273.7万円 | 294.7万円 | |
600万円 | 219.5万円 | 241.5万円 | 264.1万円 | 287.2万円 | 310.8万円 | 335.0万円 | |
700万円 | 245.0万円 | 269.7万円 | 295.2万円 | 321.3万円 | 348.0万円 | 375.4万円 | |
762万円以上 | 261.9万円 | 288.6万円 | 315.9万円 | 344.0万円 | 372.8万円 | 402.3万円 |
■70歳まで働き受給を繰下げた場合の年金額の目安 | ||||||
厚生年金加入期間 | 年金の繰り下げ | |||||
年齢 | 71歳 | 72歳 | 73歳 | 74歳 | 75歳 | |
平均年収 | 200万円 | 198.2万円 | 209.2万円 | 220.3万円 | 231.4万円 | 242.4万円 |
300万円 | 240.9万円 | 254.4万円 | 267.8万円 | 281.3万円 | 294.7万円 | |
400万円 | 278.9万円 | 294.5万円 | 310.0万円 | 325.6万円 | 341.2万円 | |
500万円 | 312.1万円 | 329.6万円 | 347.0万円 | 364.4万円 | 381.9万円 | |
600万円 | 354.9万円 | 374.7万円 | 394.5万円 | 414.3万円 | 434.1万円 | |
700万円 | 397.6万円 | 419.8万円 | 442.0万円 | 464.2万円 | 486.4万円 | |
762万円以上 | 426.1万円 | 449.9万円 | 473.7万円 | 497.5万円 | 521.3万円 |
上の2つの表は、65歳以降も厚生年金に加入して働き、年金を繰下げ受給した場合の、年金額(国民年金+厚生年金)の目安です。厚生年金に長く加入して繰り下げるごとに、年金額が増えていることがわかります。70歳以降は厚生年金には加入できなくなるので年金の繰下げだけになっていますが、それでも毎年受け取れる金額が増えています。
表の赤色の部分は、年金を月20万円以上受け取れる目安です。年金の受給額の平均は月額約14.4万円なので、「長く働く+年金の繰下げ受給」で、平均を大きく超える金額が受け取れるようになることがわかります。
ここまでご紹介したように、公的年金を増やす手立てはあるのですが、年金制度が今後も変わらないという保証はありません。それに、「長く働く+年金の繰下げ受給」が将来、誰にでもできるかどうかもわかりません。
そこで活用したいのが、「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」といった制度です。つみたてNISAやiDeCoを利用すれば、税金の優遇を受けながら効率よくお金を増やすことができます。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」と「iDeCo」を比較して、投資初心者におすすめなのは「つみたてNISA」! 低コストで長期積立投資ができて、利益は非課税&ポイントも貯まる!
つみたてNISAは、年間投資上限額40万円までの投資で得られた利益を、最長20年間にわたって非課税にできる制度です。投資の利益には本来、20.315%の税金がかかります。しかし、つみたてNISAならばこの税金がゼロになるので、利益が出たら出た分だけ、ちゃんと受け取ることができます。
つみたてNISAでは、金融庁の条件をクリアした、長期で資産が増やせると見込まれる商品に積立投資を行います。長期間、コツコツと投資を続けることで、増えたお金がさらなるお金を生む複利効果も期待もできます。
SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券では月々100円から積み立てができ、イオン銀行などその他の金融機関でも1000円程度から始められる手軽さも魅力です。つみたてNISAは、万が一、お金が必要になったときもすぐにお金を引き出すことができます。これまで投資をしたことのない方でも、投資をスタートさせるのにぴったりの制度です。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」、プロがおすすめする6つの証券会社・銀行を発表! 失敗しない金融機関の選び方と「ポイントの有無」や「取扱銘柄数」などを比較して詳しく解説
また、iDeCo(イデコ)は、自分で掛金を払って投資信託などで運用して、老後資金を積み立てて作る制度です。毎月5000円から利用可能で、上限額は加入している国民年金の種類や企業年金の有無により異なります。iDeCo(イデコ)では、掛金が全額所得控除できるため、所得税や住民税の負担を軽減できます。その上、つみたてNISA同様に運用益が非課税になり、受け取るときにも税金の負担を減らせます。
iDeCo(イデコ)は、つみたてNISAよりも税制優遇が強力なのですが、60歳までは原則引き出せません。これは確実に老後資金を貯めるためのメリットとも考えられますが、収入がまだ少ないときにスタートするのは心配な方もいるかもしれません。その場合は、まずつみたてNISAを優先し、つみたてNISAがしっかり上限額(年40万円)までできるようになってから、iDeCo(イデコ)に取り組むのがいいでしょう。【※関連記事はこちら!】⇒iDeCo(個人型確定拠出型年金)の金融機関を比較!口座管理手数料や投資信託の取扱数などで比較した、iDeCo口座を開設できる、証券会社・銀行を紹介!
長く働く、繰下げ受給するといった、年金を増やす手立てを活用するとともに、なるべく早く、つみたてNISAやiDeCo(イデコ)を利用して、今から少しずつ「じぶん年金」を積み立てていきましょう!【※関連記事はこちら!】⇒老後資金の不足を補う「じぶん年金」の作り方&使い方を伝授!「つみたてNISA」や「iDeCo」を活用した積立投資で“時間”を味方につけて“複利効果”で増やそう!⇒「つみたてNISA」は、投資初心者にも本当に怖くない!?投資で資産を減らすリスクを抑えられる“4つのキーワード(=長期・積立・分散・低コスト)”を詳しく解説
【2022年3月7日更新】◆つみたてNISA口座のおすすめネット証券はココ! | ||||
売買手数料 | 購入可能なつみたてNISA対象商品数 | |||
投資信託 | ETF | インデックス型投信 | アクティブ型投信 | ETF |
◆SBI証券 | ||||
無料 | ― | 160本 | 18本 | ― |
【SBI証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】ネット証券大手の一つ。つみたてNISA対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、つみたてNISAで選べる投資信託の本数は178本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。「100円」から投資信託の積み立てが可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べるので、きめ細かい時間分散投資もできる。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントと投信マイレージによるTポイントが両方貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。スマホアプリ「かんたん積立アプリ」は、つみたて NISAに対応しており、投資信託をスマホで管理できる。「かんたん積立アプリ」では、おすすめの資金や金額配分の提案もしてくれる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。 | ||||
【関連記事】◆【SBI証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託の取扱数が178本と充実しているのがSBI証券の魅力!◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」! | ||||
◆楽天証券 | ||||
無料 | ― | 160本 | 20本 | ― |
【楽天証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数は180本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額からつみたてNISAを始められる。「毎月積立」だけでなく、「毎日積立」も可能だ。また、積立代金の引き落としは、証券口座や「楽天銀行」、その他金融機関に加え、「楽天カード」も選択できる。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能。さらに、「楽天カード」のクレジット決済にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」「NISA」口座でも利用できる。 | ||||
【関連記事】◆【楽天証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が180本と豊富! 積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能!◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生 | ||||
◆松井証券 | ||||
無料 | ― | 156本 | 17本 | ― |
【松井証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の1つ。つみたてNISA対象の投資信託は173本と豊富なラインナップ。ロボアドバイザーが投資信託のポートフォリオの提案から運用をサポートする「投信工房」(利用無料)をはじめ、情報ツールが豊富でサポート体制も充実。100円から投資信託を購入することができるため、投資初心者も始めやすい。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。 | ||||
【関連記事】◆【松井証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託を173本も用意! ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」! | ||||
◆auカブコム証券 | ||||
無料 | ― | 149本 | 15本 | ― |
【auカブコム証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISA対象の投資信託は164本で順次拡大予定。積み立ては100円から可能で、投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。NISA口座(つみたてNISAを含む)の開設者は通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になるのもメリットだ。自分でファンドを選べないなら、自分に合ったファンドをおすすめしてくれる「FUND DRESS」が便利。投資初心者にも、すでに投資を行っている中上級者にもおすすめできる。 | ||||
【関連記事】◆auカブコム証券が、Pontaポイントを活用した「ポイント投資」を開始! 買い物や食事で貯まったポイントで投資信託を購入して、お得に資産運用を始めよう!◆【auカブコム証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託は164本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり! | ||||
◆マネックス証券 | ||||
無料 | ― | 137本 | 15本 | ― |
【マネックス証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISA対象の投資信託のラインナップは152本と豊富。最低購入金額が原則100円と、少額からつみたてNISAを始めることができる。また、独自の資産設計アドバイスツール「MONEX VISION」が、おすすめの投資信託を紹介してくれる。「つみたてNISA」と「iDeCo」、どちらの制度が各個人の投資目的に適しているか、アドバイスが受けられる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」が便利。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。総合口座での取引でも、約定金額の低い価格帯で特に手数料が安いため、将来少額からでも株式投資を始めたい初心者にもおすすめ。 | ||||
【関連記事】◆【マネックス証券「つみたてNISA」のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が152本もあり、 初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える!◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得!国内株は無料、外国株も買付が実質無料のうえ、外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者におすすめ! | ||||
◆SMBC日興証券 | ||||
無料 | ― | 143本 | 15本 | ― |
【SMBC日興証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】2020年7月から、オンライントレード(日興イージートレード)の「投信つみたてプラン」で「つみたてNISA」の取扱いを開始した。買付金額は毎月1000円以上、1000円単位。銘柄選びの助けになる「とうしんLab.」では、年齢や運用方針に応じたおすすめファンドを紹介している。複数銘柄を同時に買付設定できる「つみたてカート機能」があり、つみたてNISA対象・非対称銘柄を組み合わせた独自の買付プラン設定が可能だ。 | ||||
【関連記事】◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣! | ||||
◆大和証券 | ||||
無料 | 1.242%以下 | 11本 | 4本 | 7本 |
【大和証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】投資信託は信託報酬の低いインデックス型投信を中心に絞り込んだ計15本。低コストのバランス型投信もしっかりラインナップされているので、投資初心者でも始めやすい。アクティブ型は「年金積立 Jグロース」など4本。また、つみたてNISAでETFを豊富に取り扱う貴重な金融機関となっている。積立頻度を毎月、隔月、3カ月ごと、4カ月ごと、6カ月ごとから選択可能。 | ||||
◆野村證券 | ||||
無料 | ― | 5本 | 2本 | ― |
【野村證券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISAで取り扱う投資信託は厳選された7本だけで、投資初心者でも迷わず選べる。インデックス型は日本株1本、日本を除く全世界1本、日本を除く先進国1本、バランス型2本の計5本で、いずれも信託報酬は最安に近い低コストの投信が用意されている。とくに、「野村スリーゼロ先進国株式投信」は信託報酬ゼロ%!(2031年以降は0.11%以内) アクティブ型は好成績で人気の「ひふみプラス」と、ユニークな運用哲学の「コモンズ30ファンド」をラインナップ。 | ||||
※掲載情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。 |
【2022年3月7日更新!】◆NISA口座の株式売買手数料や取扱商品、キャンペーンを徹底比較! NISA投資で利用すると得する、おすすめネット証券はココだ! | ||||
株式売買手数料(税込み) | 取扱商品 | NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数) | ||
国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆SBI証券 | ||||
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【関連記事】◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!◆SBI証券のおすすめポイントはココだ!~IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実の大手ネット証券 | ||||
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無料 | ○ | ○米国株中国株 | 約1200本(原則、全ての投信が販売手数料無料) | ○(50社/0社) |
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【関連記事】◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!第1回 証券会社を選ぼう◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手 | ||||
◆楽天証券 | ||||
無料 | ○ | ○米国株中国株アセアン株 | 約2600本(原則、全ての投信の販売手数料無料) | × |
【楽天証券のNISA口座のおすすめポイント】日本株の売買手数料が無料で、海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。海外株は米国、中国(香港)、アセアン各国と、幅広い銘柄が揃っている。さらに投資信託も約2600本と充実しており、全ての投資信託の販売手数料が無料。またポイントプログラムが充実しており、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたり、楽天市場の買い物でポイントアップも可能だ。2019年1月開始の「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応。申込から取引(商品買付)までを、最短で当日中に行える。毎月決まった金額や口数を自動売却して、少しずつ現金が受け取れる「定期売却サービス」も行っている。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」・「NISA」口座でも利用できる。 | ||||
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◆松井証券 | ||||
無料 | ○ | × | 約1600本(原則、全ての投信が販売手数料無料) | ○(9社/0社) |
【松井証券のNISA口座のおすすめポイント】日本株の売買手数料が無料で、取り扱っている全ての投資信託の販売手数料も、一括購入・積立購入を問わず、無料! 2022年2月から米国株の取扱を開始したが、現状では米国株はNISA・つみたてNISA・ジュニアNISAで取引ができない。強力な銘柄スクリーニング機能を持つ「QUICK情報」や高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できるなど、情報ツール類が充実。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。 | ||||
【関連記事】◆松井証券はどうして投資信託の取扱数が少ないのか? あえて取扱数で勝負せず、松井証券が「顧客に無駄なコストを使わせない」という理念にこだわる理由とは◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!◆松井証券のおすすめポイントはココだ!松井証券の無料サービスと個性派投資情報を使いこなそう! | ||||
株式売買手数料(税込み) | 取扱商品 | NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数) | ||
国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆GMOクリック証券 | ||||
無料 | ○ | × | 130本以上(110本以上は販売手数料無料) | ○(1社/0社) |
【GMOクリック証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。100円から積立が可能なのも魅力。ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! | ||||
【関連記事】◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid/iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める! | ||||
◆auカブコム証券 | ||||
無料 | ○ | × | 約1500本(原則、全ての投信が販売手数料無料) | ○(23社/0社) |
【auカブコム証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座なら国内株の売買手数料が無料、100銘柄のETFも売買手数料が無料! 投資信託は100円から購入が可能。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」もある。NISA口座を保有していると一般口座(と特定口座)の現物株式売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」もお得(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。2020年1月14日から投資信託の販売手数料がすべて無料に! また、対象の投資信託を保有して「au ID」を登録しているとPontaポイントがたまるお得な「auカブコムの資産形成プログラム」は、特定口座・一般口座・NISA口座が対象となっている。なお、米国株式取引は、NISAに対応していない。 | ||||
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株式売買手数料(税込み) | 取扱商品 | NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数) | ||
国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆野村證券 | ||||
152~2095円(約定代金による) | ○ | × | 1000本以上(40本以上は販売手数料無料) | ○(37社/23社) |
【野村證券のNISA口座のおすすめポイント】国内大手の老舗証券会社で、口座数とNISA申込口座数はともに国内ナンバーワン! NISA口座でも一般口座と同じ売買手数料が必要となるが、インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが豊富で、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPOの主幹事数が多いので、本気でIPO投資を狙うならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。なお、外国株式取引は、NISAに対応していない。 | ||||
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◆SMBC日興証券 | ||||
137~1650円(約定代金による) | ○ | × | 約1000本(600本以上は販売手数料無料) | ○(66社/21社) |
【SMBC日興証券のNISA口座のおすすめポイント】証券会社でトップクラスのIPO取扱実績を誇る。NISA口座でもIPOに参加できるので、公募価格の数倍になることもあるIPO投資で非課税のメリットを生かしたいなら、口座を開いておきたい証券会社だ。また、500円から株式投資ができる独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」があり、NISAの限度額120万円をムダなく使えるのが魅力!サポートツール 「fund eye Plus」も便利だ。 | ||||
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◆岡三オンライン | ||||
0~1650円(約定代金や料金プランによる) | ○ | × | 約550本(2020年1月6日より販売手数料実質無料) | ○(45社/0社) |
【岡三オンラインのNISA口座のおすすめポイント】2020年1月6日より、ブルベアファンドも含む全ての投資信託の購入時手数料が完全無料に(ただし、ETF等の上場投資信託を除く)。積立買付時も購入時手数料が無料になる。NISA口座の株式売買手数料は有料だが、そもそも一般口座(と特定口座)の手数料はネット証券でも割安。NISA対応ではないがFXやCFD(くりっく株365)などの商品ラインナップも充実している。 | ||||
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◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) | ||||
55~1100円(約定代金や料金プランによる) | ○ | × | 10本(販売手数料無料) | ○(5社/0社) |
【SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)のNISA口座のおすすめポイント】顧客満足度調査の「ネット証券 手数料部門」で1位を獲得するなど、売買手数料の安さはネット証券でもピカイチ! NISAの場合、売買手数料が無料の証券会社もあるのでNISA口座しか利用しない株式投資初心者にはさほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に投資を始めたいなら、手数料が安いSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)はおすすめ! | ||||
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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