昼間しか発電しない太陽光発電を使って地球に優しい生活を送るためには、家庭用蓄電池が必要なことご存じですか?
電気代の節約にもつながり、災害などによる停電時にも電気が使えて安心etc.......家庭用蓄電池が暮らしに役立つシーンはたくさんあります。そこで次世代蓄電システム「SmartStarシリーズ」を扱う伊藤忠商事 電池ビジネス課担当者にアレコレ質問!
メリットとデメリット、月々にかかる費用から節約効果まで。まだあまり馴染みのない家庭用蓄電池について、詳しく教えてもらいました。
A「家庭用蓄電池は、昼間にソーラーパネルで発電した電気を夜間に使ったり、夜間の安い電気を買って昼間に使ったりするために電気を蓄える装置のこと。自然エネルギーを使い生活するためには、必要不可欠なものです。近年増えつつある災害などで起こる停電への備えとして導入する方も増えています。私たちが扱う『SmartStar3』は、太陽光で作ったエコな電気を貯めて、電気自動車へ充電することができます。また、ソーラーパネルを使っているご家庭の場合、月々の電気代が3,000〜4,000円ほど安くなるというデータも出ています」
A「AI機能を搭載しているので、利用する家庭の使用状況に合わせた充放電の自動管理が可能です。例えば『明日は晴れるからたくさん蓄電できそう。今晩中に蓄電池の電気を使ってできるだけ容量をあけておこう』『来週は台風の予報だから、それまで蓄電池の電気は使わないでおこう』など、従来は人が蓄電池の使い方を考えなくてはいけなかったことを、次世代蓄電システム『SmartStar3』ならすべてお任せ。専用AIが各家庭の電気をよく使う曜日や時間帯などを細かく分析・学習。天気予報と組み合わせて、いつ電気が不足し、いつ余るかを予測します。そして、足りない分の電気を安い夜間に電力会社から買うなど、利用者の生活パターンに合わせて、エコで経済的になるよう充放電をコントロールしてくれます。また、従来の蓄電池だと使えるコンセントが一箇所に限られてしまうケースがほとんどですが、『SmartStar3』なら、家中にあるどのコンセントでも使うことができるのも大変便利です」
A「特筆すべきデメリットはありませんが、しいて挙げるなら大容量ゆえサイズが大きいという点でしょうか。外形寸法は幅118.2×高さ100.8cm×奥行き39.2cm、重量は265kgありますので、自宅環境によっては物理的な問題から設置できないケースが稀にあります」
A「ソーラーパネルと併用すれば、太陽光による自然エネルギーを家庭内で効率的に循環させることができるため、環境に配慮しているといえます。蓄電池がなければ、悪天候が続いた際に太陽光発電だけでは賄えず、自然エネルギーではない電力会社と契約しているご家庭は、そこから電気を買うことになります。その点、蓄電池があれば、貯めておいた太陽光発電による自然エネルギーを、悪天候の日も夜も一日中使うことができるので、地球に優しい選択といえるでしょう」
A「もちろん可能です。夜間の電気代が安いプランに契約されていれば、夜間の電気を蓄電池に貯めておき、電気代の高い昼間に使うことで電気代の削減が可能です。ちなみにソーラーパネルを設置されている場合は、自宅で発電した0円の電気を昼間に使ったり、使い切れない分は蓄電池に貯めておくこともできるので、断然エコで経済的です」
A「パナソニックの太陽光発電システム『HIT』とセットの月額定額サービス『Beeフラット』を利用すれば、月額約3万円(15年契約)で利用が可能。さらにソーラーパネルと蓄電池の設置費用が無料です。本来、設置にかかる費用は高額なので、かなりお得です。また、契約満了後にはお使いいただいていた蓄電池とソーラーパネルは撤去せずにそのまま無償で譲渡します」
自宅の太陽光発電による電力を自家消費した場合、その消費量に応じてポイントを付与する業界初のサービス「グリットシェアポイント(環境ポイント)」を実施。ポイントはドットマネーbyAmebaを通じて、お好きなポイントや各種サービスと交換が可能。
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日本の温暖化ガスの9割が、化石燃料からくるCO2といわれています。大気汚染物質を生まない太陽光発電による自然エネルギーを利用することは、温暖化防止へのアクションにつながります。美しい地球と大切な家族を守るためにも、「家庭用蓄電池」という選択肢を加えてみるのはいかがでしょうか?
構成・文/大森奈奈