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クレジットカード会社・携帯電話事業者をかたるフィッシング詐欺が増加・2020年国際競技大会の全国リレーライブ配信を切り口にしたフィッシング詐欺が発生

クレジットカード会社・携帯電話事業者をかたるフィッシング詐欺が増加・2020年国際競技大会の全国リレーライブ配信を切り口にしたフィッシング詐欺が発生

2021年6月度のインターネット詐欺リポートではクレジットカード会社・携帯電話事業者をかたるフィッシング詐欺の増加と、「2020年国際競技大会の全国リレーライブ配信」を切り口にしたフィッシング詐欺の発生について取り上げます。BBソフトサービス株式会社が開発・提供する、ネット詐欺専用セキュリティソフトの詐欺ウォールで調査として収集しているクレジットカード会社をかたるフィッシング詐欺サイト数は2021年4月に増加後、2021年5月に978件まで増加、さらに6月は1,956件と前月比2.0倍に増加しています。また、前年同月が46件だったため42.5倍まで増加していることが分かります。6月のボーナス商戦でクレジットカード利用者が増加し、それにつけ込みクレジットカードをかたるフィッシング詐欺サイトが増加したと推測されます。

クレジットカード会社をかたるフィッシング詐欺の主な手口は、社名もしくはブランドを詐称した偽のメールやショートメッセージサービス(SMS)から偽のログインページにアクセスさせ、ログイン情報(ID・パスワード)やカード番号、カード有効期限、セキュリティコード、生年月日、電話番号等を詐取するものです。偽のメールやSMSには以下の内容が含まれていることが多く、このようなメッセージが含まれたメールやSMSが届いた場合には、メール文面が正規のものであるかインターネットで検索し確認した上で、誘導先のURLにアクセスするように注意してください。

クレジットカード会社・携帯電話事業者をかたるフィッシング詐欺が増加・2020年国際競技大会の全国リレーライブ配信を切り口にしたフィッシング詐欺が発生

参考動画:フィッシング詐欺 手口紹介動画https://www.youtube.com/watch?v=0Y6dxz4_X30また、詐欺ウォールで調査として取集している携帯電話事業者をかたるフィッシング詐欺サイト数も、2021年4月に36件まで増加後、5月は29件に微減したものの6月は171件と前月比5.9倍まで増加していることが分かります。フィッシング詐欺サイト数が急増していることから今後も多発する可能性もあり、継続して注意が必要です。

携帯電話事業者をかたるフィッシング詐欺の主な手口は、社名もしくはブランドを詐称した偽のメールやショートメッセージサービス(SMS)から偽のログインページにアクセスさせ、ログイン情報(ID・パスワード)や個人情報等を詐取するものです。また、2021年6月には「2020年国際競技大会の全国リレーライブ配信」を切り口にしたフィッシング詐欺サイトも確認しています。全国リレーライブ配信を切り口にしたフィッシング詐欺の主な手口は検索流入からフィッシング詐欺サイトにアクセスさせ、動画再生ボタンをクリックするとライブ配信を見るためにはアカウント作成が必要と促された後、アカウント作成名目でIDやパスワード、氏名、クレジットカード情報などを詐取されるものです。7月以降は実際の国際競技大会のライブ配信を切り口にしたフィッシング詐欺サイトが発生する可能性も高く継続して注意が必要です。■フィッシング詐欺被害防止のためのチェックポイント1. メールやSMSで案内されたURLが正規URLかを確認するメールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやWeb検索で正規サイトへアクセスする。2. SSL通信が提供されているかどうかをチェックする個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに鍵マークが表示されない場合には、注意が必要です。■2021年6月 詐欺サイト検知率調査リポート詐欺ウォールとは日本人をターゲットにしたインターネット詐欺をブロックする、ネット詐欺専用セキュリティソフトです。従来の検知手法である「ブラックリスト検知」に加え、詐欺ウォール独自のネット詐欺検知エンジンである「ヒューリスティック検知」「AI検知」のトリプルブロックで、ウイルス対策ソフトでは検知困難な巧妙な手口の詐欺サイトを検知します。詐欺ウォールを開発・提供するBBソフトサービスでは、公的機関等との連携により収集した詐欺サイトURLを利用し、定期的に詐欺サイトの検知率調査を行っています。 2021年6月の詐欺ウォールによる詐欺サイト検知率は96.3%と他社と比較し高い結果となりました。 <検知率調査概要>https://www.sagiwall.jp/report/about_report.html <調査期間>2021年6月23日(水)・29日(火)・30日(水)<調査対象URL>公的機関等から提供された詐欺サイトURL計492件<調査結果>

■2021年6月 詐欺サイト検知数リポート2021年6月に詐欺ウォールによる詐欺サイト検知数は2,762,791件となり、5月の2,825,557件と比較すると62,766件減少する結果となりました。※前月比では減少しているものの、4月と比較すると多くの方が詐欺サイトに誘導されており油断ならない状況が続いています。

※以下記載のアプリバージョン以上の詐欺ウォールを利用しているお客様のアクセス数値を集計Windows版:3.3.0 / macOS版:3.5.0 / Android版1.7.0 / iOS版3.2.0.4 ■「詐欺ウォール® / Internet SagiWall™」について日本人を標的とするネット詐欺サイトをブロックする、ネット詐欺専用セキュリティソフトです。ウェブブラウザでサイト閲覧中の不用意に悪意のあるサイトにアクセスした場合でも、コンテンツをリアルタイムで検査し自動的にブロックします。ウイルス対策ソフトでは検知が難しい巧妙な詐欺サイトであっても独自のAI検知技術で高い精度で検出するため、ウイルス対策と併用することでユーザーの安全を高めます。パソコンやスマートフォンの利用に慣れていない方でも、簡単に利用でき、サイバー犯罪被害を未然に防ぐことができます。※詐欺ウォール®は、iOS、mac OS、Windows®、Android™版を提供しています。<詐欺ウォール® / Internet SagiWall™製品サイトURL>https://www.sagiwall.jp/■BBソフトサービス株式会社についてソフトバンクグループにおいて、セキュリティー製品を主軸とするソフトウェアサービスを、ISPや携帯電話会社などの通信事業者を通じて提供しています。サービス提供のみならず、フィッシング対策協議会やその他の社外団体を通じた情報セキュリティーに関する啓発活動にも積極的に取り組んでいます。一般消費者のサイバー犯罪被害を減らし、よりよいインターネット利用環境を全てのユーザーに提供することで社会貢献を果たしてまいります。<会社概要>社名:BBソフトサービス株式会社所在地:東京都港区新橋6丁目19番13号 WeWork新橋社長:代表取締役社長 兼 CEO 瀧 進太郎設立日:2006年1月17日株主:SB C&S株式会社 100%事業内容:ブロードバンドを利用したコンシューマー・SOHO用アプリケーションサービス、およびオリジナルアプリケーションサービスの企画・開発・販売・運営URL:https://www.bbss.co.jp/home.html