車中泊をすると日本中の好きな場所で寝泊まりが可能だ(写真:mao)
ホテルや旅館などの宿泊施設ではなく車の中で寝泊まりをする「車中泊」は、近年ニーズが高まっている。そんな車中泊を楽しむためには、アイテム選びが重要だ。【画像】車中泊を快適に! あると便利なアイテム 今回は、実際に車中泊で半年間日本一周の旅を続けたライターが厳選した、車中泊を快適に過ごすためのアイテムを5つ紹介していく。
1泊から数日間だけの短期の車中泊の場合は、とりわけ特別なアイテムを用意することはない。特にキャンプを嗜んでいる人なら、多くのキャンプ用品が車中泊する際に代用できる。 短期の車中泊に特におすすめなのが以下の2つだ。・寝袋マット・ランタン それぞれのアイテムが必要な理由を見ていこう。●寝袋マット|VASTLAND インフレーターマット 8cm価格:5980円(税込)カラー :オリーブ / グレー / タン / ブラック たった1泊の車中泊とはいえ、椅子に座って寝ていてはしっかりと熟睡することはできない。特に、自動的に膨張するタイプのインフレーターマットを使えば、車がフルフラットにならなくてもまっすぐ寝ることができる。冬場は冷気を防ぐ役割もあるため、布団だけで寝るよりも断熱効果もあるのが魅力だ。●ランタン|Coleman バッテリーガードLED ランタン/200価格:2080円(税込) 辺りが真っ暗になってしまうと車のルームランプでは必要な場所に光を当てることができず、バッテリー上がりの可能性もあるため、できるだけ使用は避けたい。そこで活用できるのが、キャンプなどで馴染みがあるLED式のランタン。車内だとランタンとの距離が近くなってしまうため、明るすぎるものはNGだ。200ルーメンほどの光量があれば、車中泊でも問題なく使うことができる。
バンライフで旅をすることも
長期的なバンライフを送るなら、不便なく生活ができるアイテムを揃える必要がある。ただし車の中はスペースが限られているため、本当に必要なアイテムを厳選しなければならない。 長期の車中泊に特におすすめしたいのが以下の3つ。・ガスコンロ・ポータブル電源・クーラーボックス それぞれのアイテムが必要な理由は以下の通りだ。●ガスコンロ|イワタニ カセットフー 風まる2参考価格:6578円(税込) 長期の車中泊で重要なのは「食」問題。短期なら外食やコンビニ飯で問題ないが、長期的なバンライフでは自炊が必要なシーンも多いだろう。そんなときにカセットコンロが一つあれば、いつでも温かい食事が楽しめる。風に強いガスこんろを選べば、少ないストレスで調理することが可能。ガスこんろを使う場合は、風通しの良い屋外がマストだ。夏の車内にガスボンベを放置することは非常に危険なので、使い切らなかった場合は置きっぱなしにしないように注意しよう。●ポータブル電源|Jackery ポータブル電源 1000価格:13万9800円(税込) スマホの充電など、生活で欠かすことのできない電気は車中泊でも重要だ。車内にポータブル電源があるとちょっとした家電も使うことができ、バンライフをさらに快適に過ごせる。多くの電気を使う場合や車のバッテリーを節約したい場合は、別売りのソーラーパネルと繋げて太陽光充電することもできる。●クーラーボックス|VASTLAND タフクーラーボックス価格:1万5980円(税込)カラー :オリーブ / タン / ダークグレー / ホワイト 都心から離れると夜はスーパーが早く閉まる場所があり、食材の調達が難しい場合がある。そんなときにクーラーボックスがあれば、買った食材を新鮮な状態で保冷しておくことが叶う。ただし、クーラーボックスを完全に冷蔵庫がわりにすることはできない。長期間食材を保管しておくことは難しいため、注意が必要だ。
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最終更新:BRAVO MOUNTAIN