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「つみたてNISA」は、投資初心者にも本当に怖くない!?
投資で資産を減らすリスクを抑えられる“4つのキーワ
ード(=長期・積立・分散・低コスト)”を詳しく解説!

「つみたてNISA」は、投資初心者にも本当に怖くない!? 投資で資産を減らすリスクを抑えられる“4つのキーワ ード(=長期・積立・分散・低コスト)”を詳しく解説!

 お金を増やすには投資が必要とわかっていても、「投資をするのが怖くて始められない」という人も多いように思います。そこで今回は、“投資のリスクを抑える4つのキーワード”を紹介します。

「つみたてNISA」で投資をすることで自然と、この“投資のリスクを抑える4つのキーワード”を実践できるので、「つみたてNISA」を始めようか悩んでいる人も、ぜひ読んでみてください。【※関連記事はこちら!】⇒まだ「つみたてNISA」を始められない人が抱えがちな“8つの疑問”をわかりやすく解説! 金融機関&投信の選び方や「iDeCo」との併用方法などにズバリ回答!

「投資」はなぜ怖いのか?

 そもそも、どうして投資をするのが怖いのでしょうか。それはずばり、「値動き次第でお金を失う可能性があるから」でしょう。確かに、投資には元本保証がありません。

 では、お金が減るリスクが怖いからといって、預貯金だけしていれば、お金は減らないのでしょうか。残念ながら、そんなことはありません。預貯金も「インフレリスク」には弱いのです。物価が上昇することを「インフレ」と言いますが、インフレが起きれば、お金の価値は目減りしてしまう可能性があります。

 投資は怖いけど、お金の価値が目減りするのもイヤ……という人も、値動きと上手く付き合いながら、お金を増やしていく方法があれば、投資をスタートできるのではないでしょうか。そのためのキーワードは「長期」「積立」「分散」「低コスト」の4つです。

「長期」「積立」「分散」「低コスト」の4つのキーワードのうち、「長期」「分散」「低コスト」の3つについては、投資をする商品に「投資信託」を選ぶことで手軽に実現できます。さらに、「つみたてNISA」を活用して「投資信託」に積立投資すれば、「長期」「積立」「分散」「低コスト」の4つのキーワード全部を生かした投資ができることになります。

 ここからは、「長期」「積立」「分散」「低コスト」の4つのキーワードを一つひとつ解説してきましょう。

投資のリスクを抑えるキーワード①「長期」長期投資で経済成長をじっくり享受しよう

 長期投資とは、長い時間をかけて投資を行うことです。

 金融商品の値段は日々上下しています。そのため、買ってすぐ売るような短期間の投資では、上昇のタイミングを狙う投資になってしまいがちです。もちろん、ときには上昇のタイミングにうまくはまって利益を得られることもあるでしょう。でも、上昇のタイミングを当てることは容易ではありませんし、精神的にも辛く、そうした投資スタイルでは一時的にうまくいくことがあっても、持続して利益を出しつづけることは一般的には難しいと考えられます。

 一方で、長期投資の場合はどうでしょう。日本を含む世界の経済は、短期的には上下を繰り返しながらも、長期的に見れば徐々に成長していくと思われます。その成長に合わせた値上がりを目指すのが長期投資です。

 長期投資の途中では値下がりするときもあるでしょう。しかし、長期的な成長が期待できるのであれば、短期的な値動きに惑わされず、でんと構えて投資を続けて利益を得ようというのが長期投資なのです。

「つみたてNISA」は、投資(投資信託などを購入)した年から20年にわたって、得られた利益にかかる税金をゼロにできる制度です。20年という長期投資に対応できるよう設計されています。【※関連記事はこちら!】⇒20代・30代におすすめの「つみたてNISA」活用法を伝授!“時間を味方につける”ために有効な「積立額の決め方」や「積立投資すべき投資信託の銘柄」をプロが解説

投資のリスクを抑えるキーワード②「積立」積立投資で「ドル・コスト平均法」の効果を狙おう

 積立投資とは、例えば「毎月1万円ずつ」など、定期的に、あらかじめ決めた金額分の投資を続けることをいいます。

「つみたてNISA」は、投資初心者にも本当に怖くない!?
投資で資産を減らすリスクを抑えられる“4つのキーワ
ード(=長期・積立・分散・低コスト)”を詳しく解説!

 お金を一度にまとめて投資する一括投資の場合、いいタイミングで投資ができて値上がりしたときはいいのですが、投資したタイミングが悪くて値下がりしてしまったときには、大きく損してしまうことも考えられます。その点、積立投資なら、タイミングを気にせずに、たんたんと、自動的に投資を続けられるので気がラクです。

 しかも、最初に決めたルール通りにたんたんと投資を続けるだけなのに、投資信託などの価額(価格)が安いときにはたくさん、高いときには少ししか買わないことになるため、平均購入単価を下げる「ドル・コスト平均法」の効果も得られます。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」を始めたばかりの人が意外と知らない「複利」や「ドル・コスト平均法」の効果を詳しく解説!お金を効率よく増やすためには「長期・積立」が大切!

 積立投資は長く続けることが大事です。月々の投資金額は少額でも、長く積立を続けることで、お金が堅実に増やせます。

「つみたてNISA」は名前のとおり、積立専用の制度です。毎月少額ずつ、無理のない範囲の金額で長く投資を続けることで「ドル・コスト平均法」の効果を得ながら着実に資産形成をする仕組みになっているのです。

投資のリスクを抑えるキーワード③「分散」分散投資で大きく負けるリスクを減らそう

 分散投資は、自分のお金の投資先を、値動きの違う複数の商品に分けて投資することをいいます。

 もし、分散せずに、一つの商品に集中して投資をした場合、その商品が値上がりしたときは大きく儲かりますが、値下がりしたら大損してしまいます。その点、分散投資をして投資先を分けておくと、そのうちのどれかが値下がりしても、他のどれかの値上がりでカバーできる可能性があるのです。

 実際に、2020年2月から3月にかけて発生した「コロナ・ショック」のときには、株価は下落したのに対し、米国10年債の価格は上昇(=債券の利回りが下落)しました。一般的に、株と債券の値動きは逆になると言われますが、実際にそのとおりになった事例といえます。

 とはいえ「分散投資をしよう」と思っても、自分で株や投資商品をたくさん買って、投資先を分散するのは大変です。そこで、分散投資が簡単にできる「投資信託」を活用するのがおすすめです。

「投資信託」は、投資家から集めたお金をまとめてプロが運用してくれる商品のこと。運用で利益が出れば、投資した金額に応じて利益が受け取れます。1本の投資信託は数十~数百種類の金融資産を組み入れているため、投資信託を1本買うだけで、それらすべての金融資産に投資したのと同じような分散投資の効果が得られるのです。【※関連記事はこちら!】⇒つみたてNISAで積立投資をする「投資信託」の基本を図解でわかりやすく解説!「投資信託とは何?」「どうしたら儲かる?」など、初心者が抱く5つの疑問に回答!

「つみたてNISA」で投資できるのは、投資信託およびETF(上場投資信託)だけです。そこで、つみたてNISAを活用すれば自然とある程度、分散投資になるのですが、注意が必要な点もあります。

 投資信託は、商品ごとにどの金融資産に投資しているかが異なります。そして、投資先によって、リスクの大きさは変わります。一般的には、債券より不動産、不動産より株式のほうがリスクが高く、国内より先進国、先進国より新興国のほうがリスク・リターンが高くなります。

 例えば、「新興国株式型」の投資信託となると、いくら分散投資をしている投資信託でもリスクが高くなるので、投資信託を選ぶときには、「何に」「どこに」投資しているかを必ず確認しましょう。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」で人気の投資信託ランキング!【2021年6月】SBI証券「つみたてNISA」口座での積立金額&積立件数が多い投資信託ランキング公開!

投資のリスクを抑えるキーワード④「低コスト」信託報酬が安い投資信託に投資しよう

 投資をするには、証券会社や運用会社に支払う手数料などのコストがかかります。例えば、株式投資のコストには、株を買ったり売ったりするときに支払う「売買手数料」があります。

 投資信託の場合は、投資信託を買うときに支払う「購入手数料」や、保有中にかかる「信託報酬」、売却時に支払う「信託財産留保額」などがあります。もっとも最近は、「購入手数料」が無料(ノーロード)の投資信託や、「信託財産留保額」がかからない投資信託もあります。

 もちろん、コストは低いに越したことはありません。運用で利益が出てもコストが高いと、結局、得られる金額は減ってしまうからです。

「つみたてNISA」で投資できる投資信託・ETFは金融庁によって選ばれたもののみで、2021年7月現在、199本(投資信託は192本)が選ばれています。このうちの全ての投資信託で「購入手数料」はかかりません。信託報酬の額(%)は投資信託によって異なりますが、いずれも信託報酬が比較的低いものばかりが選ばれています。つまり、「つみたてNISA」なら自然に「低コスト」を実現できるにようなっているのです。

「つみたてNISA」はリスクを抑えて堅実にお金を増やせる仕組みが揃ってる!

「長期」「積立」「分散」「低コスト」という“投資のリスクを抑える4つのキーワード”について見てきました。これらを実践しようとしたとき、現時点のベストチョイスは「つみたてNISA」で投資を始めることでしょう。

 つみたてNISAは、年間40万円までの投資で得られた利益を、最大20年にわたって非課税にできる制度です。投資で得られた利益には通常20.315%の税金がかかります。しかし、つみたてNISAではゼロにできるので、効率よくお金が増やせます。

 さらに、つみたてNISAはネット証券を中心に100円からスタート可能。どうしても心配という方なら、このように極めて少ない金額でスタートできるのは嬉しいでしょう。慣れてきたら、金額を増やすことも可能です。【※関連記事はこちら!】⇒つみたてNISAが投資の初心者におすすめな理由とは? 積み立て投資だから簡単で損しにくく、対象商品は低コスト&売買手数料無料、そのうえ節税もできる

 ただし残念ながら、つみたてNISAは「長期」「積立」「分散」「低コスト」と揃った上に、税制メリットもあると説明しても、「また今度でいいか」と、いつまでたってもスタートしない人もいます。全くお金を増やすことに興味がないならそれもいいでしょうが、興味があるのにずっと“検討”しているのです。それでは、お金は増えません。何より、長期積立分散投資は長く続けるほど効果を発揮するのです。

 今、行動するかしないかで、将来の資産が大きく変わるといっても過言ではありません。長く続けるには早く始めることです。つみたてNISAをぜひ、将来の資産形成に役立ててくださいね。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」、プロがおすすめする6つの証券会社・銀行を発表! 失敗しない金融機関の選び方と「ポイントの有無」や「取扱銘柄数」などを比較して詳しく解説

頼藤太希(よりふじ・たいき)[マネーコンサルタント](株)Money&You代表取締役。中央大学客員講師。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。著書は『1日5分で、お金持ち』『はじめてのNISA&iDeCo』『投資信託 勝ちたいならこの7本!』など多数。twitter→@yorifujitaiki

【2022年3月7日更新】◆つみたてNISA口座のおすすめネット証券はココ!

売買手数料購入可能なつみたてNISA対象商品数
投資信託ETFインデックス型投信アクティブ型投信ETF
◆SBI証券
無料160本18本
【SBI証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】ネット証券大手の一つ。つみたてNISA対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、つみたてNISAで選べる投資信託の本数は178本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。「100円」から投資信託の積み立てが可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べるので、きめ細かい時間分散投資もできる。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントと投信マイレージによるTポイントが両方貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。スマホアプリ「かんたん積立アプリ」は、つみたて NISAに対応しており、投資信託をスマホで管理できる。「かんたん積立アプリ」では、おすすめの資金や金額配分の提案もしてくれる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。
【関連記事】◆【SBI証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託の取扱数が178本と充実しているのがSBI証券の魅力!◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!
◆楽天証券
無料160本20本
【楽天証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数は180本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額からつみたてNISAを始められる。「毎月積立」だけでなく、「毎日積立」も可能だ。また、積立代金の引き落としは、証券口座や「楽天銀行」、その他金融機関に加え、「楽天カード」も選択できる。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能。さらに、「楽天カード」のクレジット決済にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」「NISA」口座でも利用できる。
【関連記事】◆【楽天証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が180本と豊富! 積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能!◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生
◆松井証券
無料156本17本
【松井証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の1つ。つみたてNISA対象の投資信託は173本と豊富なラインナップ。ロボアドバイザーが投資信託のポートフォリオの提案から運用をサポートする「投信工房」(利用無料)をはじめ、情報ツールが豊富でサポート体制も充実。100円から投資信託を購入することができるため、投資初心者も始めやすい。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。
【関連記事】◆【松井証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託を173本も用意! ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!
◆auカブコム証券
無料149本15本
【auカブコム証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISA対象の投資信託は164本で順次拡大予定。積み立ては100円から可能で、投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。NISA口座(つみたてNISAを含む)の開設者は通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になるのもメリットだ。自分でファンドを選べないなら、自分に合ったファンドをおすすめしてくれる「FUND DRESS」が便利。投資初心者にも、すでに投資を行っている中上級者にもおすすめできる。
【関連記事】◆auカブコム証券が、Pontaポイントを活用した「ポイント投資」を開始! 買い物や食事で貯まったポイントで投資信託を購入して、お得に資産運用を始めよう!◆【auカブコム証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託は164本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり!
◆マネックス証券
無料137本15本
【マネックス証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISA対象の投資信託のラインナップは152本と豊富。最低購入金額が原則100円と、少額からつみたてNISAを始めることができる。また、独自の資産設計アドバイスツール「MONEX VISION」が、おすすめの投資信託を紹介してくれる。「つみたてNISA」と「iDeCo」、どちらの制度が各個人の投資目的に適しているか、アドバイスが受けられる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」が便利。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。総合口座での取引でも、約定金額の低い価格帯で特に手数料が安いため、将来少額からでも株式投資を始めたい初心者にもおすすめ。
【関連記事】◆【マネックス証券「つみたてNISA」のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が152本もあり、 初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える!◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得!国内株は無料、外国株も買付が実質無料のうえ、外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者におすすめ!
◆SMBC日興証券
無料143本15本
【SMBC日興証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】2020年7月から、オンライントレード(日興イージートレード)の「投信つみたてプラン」で「つみたてNISA」の取扱いを開始した。買付金額は毎月1000円以上、1000円単位。銘柄選びの助けになる「とうしんLab.」では、年齢や運用方針に応じたおすすめファンドを紹介している。複数銘柄を同時に買付設定できる「つみたてカート機能」があり、つみたてNISA対象・非対称銘柄を組み合わせた独自の買付プラン設定が可能だ。
【関連記事】◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
◆大和証券
無料1.242%以下11本4本7本
【大和証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】投資信託は信託報酬の低いインデックス型投信を中心に絞り込んだ計15本。低コストのバランス型投信もしっかりラインナップされているので、投資初心者でも始めやすい。アクティブ型は「年金積立 Jグロース」など4本。また、つみたてNISAでETFを豊富に取り扱う貴重な金融機関となっている。積立頻度を毎月、隔月、3カ月ごと、4カ月ごと、6カ月ごとから選択可能。
◆野村證券
無料5本2本
【野村證券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISAで取り扱う投資信託は厳選された7本だけで、投資初心者でも迷わず選べる。インデックス型は日本株1本、日本を除く全世界1本、日本を除く先進国1本、バランス型2本の計5本で、いずれも信託報酬は最安に近い低コストの投信が用意されている。とくに、「野村スリーゼロ先進国株式投信」は信託報酬ゼロ%!(2031年以降は0.11%以内) アクティブ型は好成績で人気の「ひふみプラス」と、ユニークな運用哲学の「コモンズ30ファンド」をラインナップ。
※掲載情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。
【2022年3月7日更新!】◆NISA口座の株式売買手数料や取扱商品、キャンペーンを徹底比較! NISA投資で利用すると得する、おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税込み)取扱商品NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株海外株投資信託 ※1
◆SBI証券
無料○米国株中国株韓国株ロシア株アセアン株約2600本(原則、全ての投信が販売手数料無料)○(88社/11社)
【SBI証券のNISA口座のおすすめポイント】ネット証券で日本株の個人取引シェアNo.1! NISA口座では日本株の売買手数料が無料、かつ海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。米国、中国(香港)、アセアン各国、韓国、ロシアなど、NISA口座対応の海外株が豊富! また、全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)となっている。IPOの取扱が多いのも魅力だ。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントと投信マイレージによるTポイントが両方貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。2019年1月開始の「簡易NISA口座開設」制度に対応、証券総合口座がない状態からの申込でも最短2営業日程度で取引が始められる。
【関連記事】◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!◆SBI証券のおすすめポイントはココだ!~IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実の大手ネット証券
◆マネックス証券
無料○米国株中国株約1200本(原則、全ての投信が販売手数料無料)○(50社/0社)
【マネックス証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、海外株(海外ETF含む)も購入時の手数料が全額キャッシュバックされる(=実質無料)。他の証券会社と比べてNISA口座での外国株の取り扱い銘柄数が多いのも魅力! 米国株は4000銘柄以上、中国株は2500銘柄以上がNISA口座でも購入できる。投資信託は、NISA口座での取引や「投信つみたて」を含めて、すべて購入時手数料が無料(ノーロード)。マネックストレーダーやスマホなどのツールもNISAでの取引に対応。 1日100円から積み立てが可能な「毎日つみたて」は、NISA・つみたてNISA(つみたてNISAは月額指定のみ)でも利用できる。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。
【関連記事】◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!第1回 証券会社を選ぼう◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
◆楽天証券
無料○米国株中国株アセアン株約2600本(原則、全ての投信の販売手数料無料)×
【楽天証券のNISA口座のおすすめポイント】日本株の売買手数料が無料で、海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。海外株は米国、中国(香港)、アセアン各国と、幅広い銘柄が揃っている。さらに投資信託も約2600本と充実しており、全ての投資信託の販売手数料が無料。またポイントプログラムが充実しており、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたり、楽天市場の買い物でポイントアップも可能だ。2019年1月開始の「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応。申込から取引(商品買付)までを、最短で当日中に行える。毎月決まった金額や口数を自動売却して、少しずつ現金が受け取れる「定期売却サービス」も行っている。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」・「NISA」口座でも利用できる。
【関連記事】◆楽天証券おすすめのポイントはココだ!使いやすいトレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が詳細で見やすい!◆スマホでNISAの取引、株と投資信託などを売買できるネット証券のランキングを発表!主要ネット証券のNISA取引スマホ対応状況
◆松井証券
無料×約1600本(原則、全ての投信が販売手数料無料)○(9社/0社)
【松井証券のNISA口座のおすすめポイント】日本株の売買手数料が無料で、取り扱っている全ての投資信託の販売手数料も、一括購入・積立購入を問わず、無料! 2022年2月から米国株の取扱を開始したが、現状では米国株はNISA・つみたてNISA・ジュニアNISAで取引ができない。強力な銘柄スクリーニング機能を持つ「QUICK情報」や高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できるなど、情報ツール類が充実。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。
【関連記事】◆松井証券はどうして投資信託の取扱数が少ないのか? あえて取扱数で勝負せず、松井証券が「顧客に無駄なコストを使わせない」という理念にこだわる理由とは◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!◆松井証券のおすすめポイントはココだ!松井証券の無料サービスと個性派投資情報を使いこなそう!
株式売買手数料(税込み)取扱商品NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株海外株投資信託 ※1
◆GMOクリック証券
無料×130本以上(110本以上は販売手数料無料)○(1社/0社)
【GMOクリック証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。100円から積立が可能なのも魅力。ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ!
【関連記事】◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid/iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める!
◆auカブコム証券
無料×約1500本(原則、全ての投信が販売手数料無料)○(23社/0社)
【auカブコム証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座なら国内株の売買手数料が無料、100銘柄のETFも売買手数料が無料! 投資信託は100円から購入が可能。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」もある。NISA口座を保有していると一般口座(と特定口座)の現物株式売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」もお得(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。2020年1月14日から投資信託の販売手数料がすべて無料に! また、対象の投資信託を保有して「au ID」を登録しているとPontaポイントがたまるお得な「auカブコムの資産形成プログラム」は、特定口座・一般口座・NISA口座が対象となっている。なお、米国株式取引は、NISAに対応していない。
【関連記事】◆【auカブコム証券のおすすめポイントを解説】売買手数料は大手ネット証券の中でも最安値水準! 9種類の用途別アプリで、スマホ取引もラクラク!◆【auカブコム証券の株アプリ/kabu.com for iPhone/Androidを徹底研究!】取扱い商品、特殊注文、テクニカル指標、すべてが充実のアプリ!◆スマホでNISAの取引、株と投資信託などを売買できるネット証券のランキングを発表!主要ネット証券のNISA取引スマホ対応状況
株式売買手数料(税込み)取扱商品NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株海外株投資信託 ※1
◆野村證券
152~2095円(約定代金による)×1000本以上(40本以上は販売手数料無料)○(37社/23社)
【野村證券のNISA口座のおすすめポイント】国内大手の老舗証券会社で、口座数とNISA申込口座数はともに国内ナンバーワン! NISA口座でも一般口座と同じ売買手数料が必要となるが、インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが豊富で、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPOの主幹事数が多いので、本気でIPO投資を狙うならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。なお、外国株式取引は、NISAに対応していない。
【関連記事】◆IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! より多くの当選が期待できるおすすめ証券会社◆野村證券のおすすめポイントや詳細情報のまとめはコチラ!
◆SMBC日興証券
137~1650円(約定代金による)×約1000本(600本以上は販売手数料無料)○(66社/21社)
【SMBC日興証券のNISA口座のおすすめポイント】証券会社でトップクラスのIPO取扱実績を誇る。NISA口座でもIPOに参加できるので、公募価格の数倍になることもあるIPO投資で非課税のメリットを生かしたいなら、口座を開いておきたい証券会社だ。また、500円から株式投資ができる独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」があり、NISAの限度額120万円をムダなく使えるのが魅力!サポートツール 「fund eye Plus」も便利だ。
【関連記事】◆SMBC日興証券のおススメポイントはココだ!信用完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」が利用できる
◆岡三オンライン
0~1650円(約定代金や料金プランによる)×約550本(2020年1月6日より販売手数料実質無料)○(45社/0社)
【岡三オンラインのNISA口座のおすすめポイント】2020年1月6日より、ブルベアファンドも含む全ての投資信託の購入時手数料が完全無料に(ただし、ETF等の上場投資信託を除く)。積立買付時も購入時手数料が無料になる。NISA口座の株式売買手数料は有料だが、そもそも一般口座(と特定口座)の手数料はネット証券でも割安。NISA対応ではないがFXやCFD(くりっく株365)などの商品ラインナップも充実している。
【関連記事】◆「岡三オンライン」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」! 資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得!◆岡三オンラインのおすすめポイントはココだ!個性的な「クライアント型」トレードツールと充実の投資情報が魅力!
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
55~1100円(約定代金や料金プランによる)×10本(販売手数料無料)○(5社/0社)
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