この発表では、東京ミッドタウン先端医療研究所の症例データ解析を基に、固形がんの治療効果判定にリキッドバイオプシー検査※1結果を用いた「genomic RECIST(ゲノミックレシスト)」を考案し、臨床上の有用性が示唆されました。※1 腫瘍組織を用いず、血液等の体液からがんの遺伝子情報を解析する検査。■田口医師が提唱する「genomic RECIST」とは? 固形がんの治療効果判定であるRECISTガイドラインは、CTやPET等の画像診断により、腫瘍の大きさ(量)を基準に4段階で評価し、国内外でこの基準が採用されています。※2しかしながら東京ミッドタウン先端医療研究所の研究成果から、腫瘍の大きさとがん遺伝子変異の検出量は必ずしも比例しないことがわかりました。田口医師は通常のRECIST判定に加えて、ゲノム解析結果を基にがん治療の効果判定を行う「genomic RECIST」を考案し、リキッドバイオプシー解析をがん治療のモニタリングとして定期的に実施することの重要性とネオアンチゲン同定の定義を示しました。※2 国立がん研究センター がん情報サービスよりhttps://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/modal/RECIST.html
(田口医師 発表資料より)
田口医師の「リキッドバイオプシー解析によるネオアンチゲンの同定および樹状細胞がん免疫療法への取り組み」に関する詳しい研究発表は下記よりご覧ください。>>ニュースリリース「リキッドバイオプシーを用いたネオアンチゲン同定と免疫細胞療法への応用」 (PDF:1,850KB)https://www.amcare.co.jp/news/uploads/PR_release_sentan_amc20210706.pdf【医師紹介】
田口 淳一(たぐち じゅんいち)医師東京ミッドタウン先端医療研究所 所長東京ミッドタウンクリニック 院長日本橋室町三井タワー ミッドタウンクリニック 総院長1984年 東京大学医学部卒業。1993年 ワシントン州立大学へ留学。東京大学医学部附属病院助手、元宮内庁侍従職侍医、東海大学医学部付属八王子病院循環器内科准教授を経て、2007年 東京ミッドタウンクリニック院長、2010年 東京ミッドタウン先端医療研究所所長に就任。2020年 5月 日本橋室町三井タワー ミッドタウンクリニック総院長に就任。<認定資格>日本内科学会総合内科専門医日本循環器学会循環器専門医日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医日本人間ドック学会 人間ドック健診指導医日本人間ドック学会人間ドック・健診イノベーション創造委員会 委員長東京医科大学 客員教授日中医学交流センター 理事 他【東京ミッドタウン先端医療研究所】所在地 :〒107-6206 東京都港区赤坂9丁目7−1 ミッドタウン・タワー 6FTEL :03-5413-7920(月曜~金曜 9:00-17:00 ※土曜・日曜・祝日除く)URL :https://www.midtown-amc.jp/【株式会社アドバンスト・メディカル・ケア】会員制ホテル事業などを展開するリゾートトラスト株式会社のグループ企業。東京ミッドタウンクリニックをはじめ、全国の医療施設のプロデュースを行い、日本の長寿社会において“より健康に”“より美しく”生きるためのベストソリューションを提案。メディカルサービスだけではなく、医師監修による高付加価値サプリメントや、化粧品開発といった分野にも積極的に取り組んでいる。所 在 地 : 〒107-6206 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー6F設 立: 2006 年 2 月代 表 者 : 代表取締役社長 古川 哲也資 本 金 : 100,000,000 円主な業務内容: 医療施設の運営支援ならびにサプリメント・化粧品の企画、販売等URL : https://www.amcare.co.jp/※本リリースに記載している内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。