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   「Apple Music」の480円プラン、そのメリットとデメリットは?

「Apple Music」の480円プラン、そのメリットとデメリットは?

手ごろな料金で音楽ストリーミングサービスを広告なしで楽しめる「Apple Music Voiceプラン」。

その月額料金は、「学生プラン」と同じ480円です(「個人プラン」のほぼ半額)。

けれども、ほかのプランにあるさまざまな機能は、一部取り除かれています。

再生ボタンなどのタッチスクリーンコントロールも使えません。

つまり、Voiceプランの場合、Siriでしか曲の再生をコントロールできないのです。

そんなVoiceプランは、果たしてあなたに適しているのでしょうか?

この記事では、それを判断するためのポイントを、いくつかお教えします。

Voiceプランとは?

Apple Musicのあらゆる機能にSiriを使ってもいい、と思っている人になら、Voiceプランはうってつけかもしれません。

とくに、HomePodやHomePod miniを使って音楽を聴いている人には最適です。

でも、ほかのデバイスを使っている場合は、そう簡単な選択ではありません。Apple Musicを開いても、タッチスクリーンコントロールは何も表示されませんし。そのため、HomePod以外のデバイスでは使い勝手が悪いのです。

「再生アシスタント」としてのSiriの実力は?

Siriの性能は向上しており、何度もコマンドを繰り返さなくてもほとんどの曲を再生できるようになっています。

それはたしかです。少なくとも、英語のタイトルの曲に関しては、そうですよ。


   「Apple Music」の480円プラン、そのメリットとデメリットは?

けれども、間口を広げて、英語以外のタイトルの曲を再生させようとすると、その力はまだ十分ではないようです。

また、ユーザーが英語のネイティブスピーカーではない場合にも、Siriの成功率は下がります。なので、プランを申し込む前には、このことも頭に入れておきましょう。

Siri以外に注意すべき点は?

Voiceプランは、Androidスマホや、PS5、スマートTVなどの、Apple製以外のデバイスには対応していません。

また、歌詞を曲と同時進行で表示できないのも、大きなマイナス点です(曲に合わせて自分もいっしょに歌うときには、これはすごく便利な機能なのです)。

「空間オーディオ」と「ロスレスオーディオ」も使えません。

空間オーディオの利点は曲のマスタリング具合に大きく左右されますが、ロスレスオーディオに関しては、使えなくても、さほど大きな問題ではないでしょう。

残念ながら、Voiceプランに加入すると、Appleデバイスに音楽をダウンロードすることもできなくなります。

通勤・通学中にApple Musicを利用することが多い人には、これは理想的ではありません。

けれども、インターネット接続が良好な場所でしか聴かない人には、騒ぐほどの問題ではないでしょう。

最後にもうひとつ。友だちがApple Musicで何を聴いているのかも見られなくなります。この機能をいつも楽しんで利用している人には残念ですね。

低料金でApple Musicを楽しむ方法はほかにないの?

あります!

Appleは、無料トライアルやプロモーションを定期的にオファーしていますよ。

いまなら、学生の人はApple Musicを月額480円でフルに利用できます。

また、対象のApple製デバイスを買うと、Apple Musicを半年間、無料で利用可能です。

これら以外にも、支払う料金を割安にする方法はあります。

ほかのサブスクとのバンドル「Apple One」(月額:1100円)に入るとか、Apple Music「ファミリープラン」(月額:1480円)を選ぶといった方法です。

Voiceプランの提供開始はいつ?

Voiceプランを利用するには、iOS 15.2へアップデートしなければなりません。すでに正式版がリリースされているので、いますぐアップデートしましょう。


Source: Apple Music