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高齢スマホ、あきらめないで 国や携帯各社が各地で教室

高齢スマホ、あきらめないで 国や携帯各社が各地で教室

スタッフ(中)からスマホの使い方を教わる高齢者たち=名古屋市で

 ワクチン接種の予約、買い物、遠方の家族や友人とのビデオ通話…。コロナ禍でスマートフォンを利用する機会が増えている。国や携帯電話会社が展開する「スマホ教室」も人気のようだ。一方で、スマホを持っていない高齢者も多い。デジタル化に取り残されないためには、どうしたらいいか。高齢のスマホ初心者がつまずきやすい操作や対処法を探った。 (植木創太) 「役所の手続きも確認できるなんてすごいわね」。十月下旬、名古屋市内の携帯ショップで開かれた無料のスマホ教室。参加した恒川登代子さん(83)は、スマホでマイナンバーカードの専用サイト「マイナポータル」を利用する方法を学び、声を弾ませた。

未使用者は57・9%

 教室は、スマホなどのデジタル機器に不慣れな人たちを支援しようと、総務省が携帯各社の協力を得て六月から全国約千八百カ所で順次始めた事業の一環だ。同店では、独自企画分も含めて約三十のメニューを設け、予約制でほぼ毎日開催。各回四十五分〜一時間程度で、研修を受けたスタッフが写真の撮り方やネット通販の使い方、行政手続きの申請方法などを実際に操作しながら教える。 恒川さんは、東京に住む孫の勧めで六月にスマホを購入...

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