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車でスマホ充電する方法&知っておくべき注意点(デメリット)

車でスマホ充電する方法&知っておくべき注意点(デメリット)

自動車でスマホを充電する際の注意点は?自宅で使っている充電器も使用できる方法教えます

マイカーを使ってレジャー等の遠出の移動をしていると、普段よりスマホのバッテリーの減りが早いという経験をした事はないでしょうか?

実はこれは端末が自動車の移動によって次々と新しい基地局の電波を探しているので、消費電力が大きくなってしまっているのです。

これを防ぐ為には、運転中にはスマホの電源をOFFにしておくようにすればよいのですが、それよりも「愛車でスマホの充電が出来るようにしたい!」と思っている人も多いでしょう。

本記事では、自動車でのスマホの充電方法と注意点を紹介します。すでに自動車での充電を利用していて「移動中は自動車で充電してるんだけど、なんだかチャージが遅い気がする!」という方も解決のヒントにしてください。

自動車でスマホを充電する際の注意点

目次

充電の電源はシガーソケットからが基本!

自動車からスマホへの電源供給は、シガーソケットを利用するのが基本です。ですが最近は禁煙が主流となっているので、シガーソケットは自動車ディーラーのオプション扱いになっているケースが増えました。

まずは愛車にシガーソケットがあるか確認しよう

もし愛車にシガーソケットがない場合は、自動車ディーラーやカー用品店で取り付けてもらいましょう。価格は1000円程度(ほとんどの場合、工賃は別途)です。

USBカーチャージャー使用の際はアンペア数を確認しよう

自動車用の充電アイテムの中で一番手軽でコンパクトなものがUSBカーチャージャーでしょう。シガーソケットに挿せば、USB充電機器が充電できます。

USBカーチャージャーは手軽にシガーソケットに挿してスマホやタブレットを充電できるアイテム

購入の際の注意点は「出力A(アンペア)」です。商品を見ると出力が1Aのものや2.1Aのもの、2つのUSB端子(1Aと2.1A)があって合計3.1Aなどがあります。

最近のスマートフォンでは2.1Aで充電する規格の端末が増えています。この2.1A充電のスマホを1AのUSB端子に接続しても弱々しく充電することになります。

これでは思っていた程の時間で充電できなかったり、場合によっては充電切れを少し遅くする程度の効果でしかなかったりします。

逆に2.1Aの充電に対応していないスマートフォンで2.1AのUSB端子から充電しても、端末に対応する1Aや1.5Aの充電しかしません。

端末のA数は、付属のクレイドルやACアダプタに記載されているので、ぜひ確認してください。

車でスマホ充電する方法&知っておくべき注意点(デメリット)

少し見にくいですが、Xperia Z1のクレイドルに表記されているA数。1.8A以上の機器で充電しよう

きちんと規格AのUSB端子に接続しているのに充電が遅い、全くできない場合は接続しているUSBケーブルを疑ってみましょう。

全く充電できない時は断線している場合もありますが、USBケーブルが2.1A供給に対応できていなかったり、一部のスマホでは端子のD+/D(USB用の信号線)が短絡(ショート)していないと充電できないというケースもあります。USBケーブルは端末に付属していた純正のものを使うのが安心です。

USBカーチャージャーとスマホを繋ぐ充電用のケーブルは端末純正品がおすすめ

充電はもちろん、スマホの音楽も聴けるFMトランスミッター

自動車用インバーターを使えば、家庭用充電器も使用できる

自宅のコンセントで使っている充電器を自動車で使えるようにするのが自動車用インバーターです。本記事では「REMEX インバーター135W」を使用しています。

REMIX(レミックス) インバーター 135W

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自動車用インバーターはシガーソケットから取り出せるDC12V(または24V)を家庭用AC100Vに変換する装置です。インバーターには家庭用電源ソケットが挿せるので、スマホの充電器のみならずPCやゲーム機など幅広い機器で利用できる便利なアクセサリーです。

シガーソケットに接続して家庭用AC100Vに変換するインバーター

非常にオールマイティーなインバーターですが、自動車のバッテリーに負担をかける可能性があります。

まず注意していただきたいのが、インバーターには乗用車用の12Vとトラック等の大型車両向けの24Vの製品があります。12Vの乗用車に24Vのインバーターを取り付けても動作しません。

また、軽自動車や年式の古い乗用車等のコンパクトであまり容量のないバッテリーやダイナモ(発電機)を搭載した車種に大容量のインバーターを取り付けると、自動車側からの供給量を超えてしまう(負担をかける)のでバッテリーが上がってしまいます。

インバーターを利用したい場合は、車の車種、バッテリーの容量、ダイナモの性能を確認して選ばないといけません。

家庭用の電源ソケットが利用できる自動車用インバーターで、よく見かける間違った使い方の1つにタコ足配線があります。

タコ足配線をする事によってインバーターの電力を超えてしまう場合もあります。自動車のバッテリー上がりの原因やインバータ自体の発熱や故障につながる場合があるので、無理なタコ足配線はしないようにしましょう。

車内でのタコ足配線は厳禁

このように自動車での充電にはUSBカーチャージャーや自動車用インバータを使って充電する方法があります。

USBカーチャージャー、インバーターを利用する際の共通の注意点としては、エンジン停止時やアイドリング時の利用は車の発電量(ダイナモの発電量)を超えて電力を消費しているのでバッテリーに蓄電されている電気を消費します。

走行時以外での長時間の充電は避け、できればスマホのバッテリーがフル充電になり次第、充電を終えるようにしましょう。

正しい使用方法で利用すれば、電池の消費を気にせずにロングドライブを楽しめます。春の行楽シーズンを前にぜひ、導入してみてはいかがでしょうか。

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