「元気ですかー!」という力強い掛け声で現役時代から親しまれてきた、元プロレスラーのアントニオ猪木さん。
きっとほとんどの人が、猪木さんの名前を聞くと健康的な身体つきや、パワフルな声を思い浮かべるでしょう。
2021年の猪木さんの姿に、多くの人から驚く声が上がっています。
2020年2月にYouTubeチャンネル『最後の闘魂』を立ち上げ、動画を投稿している猪木さん。
動画で過去の試合について振り返ったり、コロナ禍で落ち込んでいる人にエールを送ったりと、視聴者に元気を届けています。
『元気』という言葉を体現したような猪木さんですが、2021年1月に腸の病気で入院することに。
YouTubeチャンネルでは、半年以上にわたって闘病する姿を動画で公開していました。
闘病中の動画では、猪木さんはやせ細り、顔色も悪くなっています。現役時代を知る人は、同一人物だと信じられないでしょう。
時には病院のベッドで横になりながら、猪木さんは「本当はもっと大きな声で『元気ですかー!』といいたいんですけどね」といっていました。
身体が弱った状態でも、たくさんの人に元気を届けるべく、動画で前向きな姿を発信してきた猪木さん。
同年8月28日、猪木さんは退院したことを発表しました。
そこには、およそ半年前とは別人に見えるほど、すっかり元通りになった猪木さんの姿が!
「私も1歩前進、2歩前進ということでね、徐々にリハビリをやり元気になってきています」と思いを明かし、笑顔で「1、2、3、ダーッ!」とお決まりの掛け声を出しました。
持ち前の力強さで見違えるほど回復した猪木さんの姿はネットで拡散され、多くの人から祝福する声や、驚く声が上がっています。
・『元気』の象徴のような猪木さんが復活して嬉しい!生命力がすごい。
・数か月前の姿と比べると、本当に別人のようだ。まさに『燃える闘魂』だわ。
・声の張りも闘病中と全然違う。あの状態から復活できるなんて、さすが。
同年3月、猪木さんはリハビリをしながら「今、最大の敵である自分と戦っている」といっていました。
いつも前向きに努力し、諦めずに戦い続けたからこそ、元気を取り戻すことができたのでしょう。
[文・構成/grape編集部]
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