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「つみたてNISA」で「米国株」に投資できる、もっとも
おすすめの投資信託を発表! S&P500やNYダウなど
米国株の指数の特徴や、米国株投信のリスクも紹介!

「つみたてNISA」で「米国株」に投資できる、もっとも おすすめの投資信託を発表! S&P500やNYダウなど 米国株の指数の特徴や、米国株投信のリスクも紹介!

 最近、「米国株」への関心が高まっているようです。楽天証券は、2019年1月から2020年12月までの約2年間で、米国株の取引件数が約30倍にもなったと発表しました。書籍や雑誌でも、米国株が取り上げられる機会が増えています。「FIRE」(経済的自立と早期リタイア)を実現するための投資先としても、米国株が人気のようです。

 今回は、「つみたてNISA」を活用した「米国株」への投資について、おすすめの商品と注意する点を解説します。【※関連記事はこちら!】⇒まだ「つみたてNISA」を始められない人が抱えがちな“8つの疑問”をわかりやすく解説! 金融機関&投信の選び方や「iDeCo」との併用方法などにズバリ回答!

「つみたてNISA」では直接「米国株」に投資することはできないが…

「つみたてNISA」では、残念ながら、「米国株」を購入することはできません。つみたてNISAで購入できる商品は、金融庁の定める基準を満たした投資信託とETF(上場投資信託)のみだからです。

 一方で、「一般NISA」であれば、米国株(個別株)も購入できます。「一般NISA」は、日本株(個別株)や外国株、投資信託、REIT(不動産投資信託)など、幅広い投資対象に投資することができます。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」と「一般NISA」のメリットや選び方を解説! 少額から始めたい、手間を省きたい、住宅資金や教育資金を貯めたいなど、目的に合わせて選ぼう!

 しかし、つみたてNISAを利用している人も、諦めることはありません。つみたてNISAで購入できる投資信託(上場投信含む)の数は、2021年8月18日時点で199本。この中には、米国株に投資する投資信託もあるからです。つまり、つみたてNISAで米国株に投資する投資信託を買えば、間接的に米国株に投資できるというわけです。

 しかも、一本の投資信託には、たくさんの銘柄が組み入れられているため、分散投資の効果も得られます。「長期投資」「積立投資」、そして「分散投資」をコツコツと続けることで、リスクを抑えながら、堅実にお金を増やすことができるのです。【※関連記事はこちら!】⇒つみたてNISAで積立投資をする「投資信託」の基本を図解でわかりやすく解説!「投資信託とは何?」「どうしたら儲かる?」など、初心者が抱く5つの疑問に回答!

「つみたてNISA」で購入可能な「米国株」に投資できる投資信託を指数ごとに見てみよう

「つみたてNISA」では、米国株の代表的指数である「S&P500」「NYダウ」「CRSP USトータルマーケット」に連動する運用成果を目指す投資信託を、低コストで購入できます。それぞれの指数について見ていきましょう。

■S&P500米国を代表する大型株500社による指数

「S&P500」は、米国の代表的な株価指数の一つです。ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場する銘柄の中から、時価総額の大きな主要500社のデータをもとに算出されています。

 これら500社の米国株式市場に占める時価総額の比率は約80%。「S&P500」に連動するインデックス投信を購入すれば、米国市場を広くカバーできます。

「つみたてNISA」で買える「S&P500」に連動する投資信託
過去の騰落率信託報酬最新の基準価額
1年3年5年
◆SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 
44.05%0.0938%程度
【取り扱い金融機関の例】 SBI証券、マネックス証券
◆eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
44.31%62.41% 0.0968%以内
【取り扱い金融機関の例】 SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券
◆つみたて米国株式(S&P500) (三菱UFJ国際)
44.14%0.22%
【取り扱い金融機関の例】 SBI証券、楽天証券、松井証券
◆Smart-i S&P500インデックス
43.2%0.242%
【取り扱い金融機関の例】 SBI証券、松井証券、楽天証券
◆iFree S&P500インデックス
44.06%62.04% 0.2475%
【取り扱い金融機関の例】 SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券
◆NZAM・ベータ S&P500
43.6%0.264%
【取り扱い金融機関の例】 SBI証券、松井証券、楽天証券
◆農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式 S&P500
43.29%59.9% 0.495%
【取り扱い金融機関の例】農林中央金庫
◆米国株式インデックス・ファンド
43.83%61.09%0.495%
【取り扱い金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券

※騰落率はトータルリターン(累積)、データは2021年7月末時点

「つみたてNISA」で「米国株」に投資できる、もっとも
おすすめの投資信託を発表! S&P500やNYダウなど
米国株の指数の特徴や、米国株投信のリスクも紹介!

■NYダウ(ダウ平均株価)米国の厳選された30社による指数で、有名企業がズラリ

「NYダウ」の正式名称は、「ダウ工業株30種平均」。こちらも米国を代表する株価指数です。ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場する銘柄の中から、米国を代表する30銘柄の平均株価をもとに算出されます。30銘柄のなかには、アップル、ウォルトディズニー、コカコーラなど、いずれ劣らぬ大企業が並んでいます。

「つみたてNISA」で買える「NYダウ」に連動する投資信託
過去の騰落率信託報酬最新の基準価額
1年3年5年
◆eMAXIS NYダウインデックス (三菱UFJ国際)
40.99%41.93%112.61%0.66%以内
【取り扱い金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券

※騰落率はトータルリターン(累積)、データは2021年7月末時点

■CRSP USトータルマーケットインデックスほぼ全ての米国株を丸ごと買うならこの指数

「CRSP USトータルマーケットインデックス」は、米国株式市場の大型株から小型株まで、約4000銘柄をもとに算出される株価指数です。米国で投資可能な銘柄を、ほぼ100%網羅しています。

「つみたてNISA」で買える「CRSP USトータルマーケットインデックス」に連動する投資信託
過去の騰落率信託報酬最新の基準価額
1年3年5年
◆SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
0.0938%程度
【取り扱い金融機関の例】SBI証券
◆楽天・全米株式インデックス・ファンド
46.54%62.55%0.162%程度
【取り扱い金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券

※騰落率はトータルリターン(累積)、データは2021年7月末時点

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」は、どちらも「VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)」というETF(上場投資信託)に投資する商品です。「VTI」は、米国のバンガード社という、世界最大規模の資産運用会社が手がけるETFで、個人投資家に人気があります。

「VTI」そのものを、つみたてNISAで購入することはできませんが、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」や「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」に投資すれば、間接的に「VTI」に投資できることになります。

「つみたてNISA」で米国株投信に投資するときの注意点やリスクとは?

 米国の株式市場は、この数十年間、成長しつづけています。2008年のリーマン・ショックや、2020年のコロナ・ショックのように、短期的に暴落する場面はありましたが、米国は世界経済の中心でもあり、そうした下落局面でも他国に先駆けて株価が回復。長い目で見れば右肩上がりの成長を続けています。「つみたてNISA」で米国株投信に投資すれば、確かに安定した成長が見込めそうです。

 しかし、そもそも米国株は、相応にリスクの高い金融商品だということに注意が必要です。投資信託の商品の特性上、分散投資されているとはいえ、米国株の個々の銘柄については2倍・3倍になることもあれば、株価が大きく下落することも、最悪の場合、倒産してしまうこともあるのです。自分がどの程度までリスクを許容できるのか、リスク許容度を踏まえて投資をするべきでしょう。

 また、米国の経済成長がこれからもずっと続くとは限らない点も覚えておきましょう。これまでの成長は確かに素晴らしいのですが、今後、成長が鈍化したり、経済が悪化したりするリスクも、もちろんあります。そんなときに、米国だけに資産を集中させていたら、大きく資産を減らすことになりかねません。

 さらに、為替変動リスクもあります。外国の資産は、日本円を外貨にするときと、外貨を日本円にするときに為替レートの影響を受けます。購入時より売却時のほうが円安になっていれば利益が増えますが、逆に、円高になっていれば利益が減ることになります。株価変動リスクだけでなく、為替変動リスクもあるため、損益のブレ幅は日本株に投資する場合より大きくなるということです。

「つみたてNISA」の対象商品のなかには、米国を含む複数の国に投資する「先進国株式型」や「全世界株式型」の投資信託もあります。「先進国株式型」や「全世界株式型」の投資信託は、米国だけでなく、欧州諸国などにも投資を行いますが、投資先の構成資産の半分程度は米国になっているものがほとんどです。米国だけに集中するよりも資産分散の効果が得られることから、リスクを抑えたいのであれば、こうした商品を選択するのも一つです。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」でおすすめの「海外株式型」投信3銘柄を紹介!高い成長が見込める「海外株式型」でプロが推奨するインデックス型とアクティブ型の銘柄は?

「米国株」に投資できる投資信託の中では「楽天・全米株式インデックス・ファンド」がおすすめ!

「つみたてNISA」で米国株に投資できる商品のなかで筆者のおすすめは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」です。すでに解説したように、「VTI」を通じて「CRSP USトータルマーケットインデックス」に投資できる投資信託です。

◆楽天・全米株式インデックス・ファンド
ベンチマーク基準価額純資産総額
CRSP USトータルマーケットインデックス18,083円3317.9億円
購入時手数料信託報酬信託財産留保額
なし0.162%程度(税込)なし
【つみたてNISAで買える金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券

※データは2021年8月10日時点

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、「S&P500」や「NYダウ」をベンチマークとする投資信託よりもずっと多くの銘柄(約4000銘柄)に分散できるため、米国の株式市場全体の値動きをうまくとらえることができますし、中小型株の成長力も享受できます。信託報酬も年0.162%と安く、基準価額・純資産も順調に増加しています。

 同じ指数に連動する投資信託なら、通常は、より低コストのものがおすすめです。その点では、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」もいいでしょう。「VTI」を通じて「CRSP USトータルマーケットインデックス」に投資する点は「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と同じで、信託報酬は年0.0938%と、より安く設定されています。

◆SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
ベンチマーク基準価額純資産総額
CRSP USトータルマーケットインデックス10,241円186.29億円
購入時手数料信託報酬信託財産留保額
なし0.0938%程度(税込)なし
【つみたてNISAで買える金融機関の例】SBI証券

※データは2021年8月10日時点

 ただし、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」は2021年6月29日に運用がスタートしたばかりの商品です。2021年8月18日時点で購入できる金融機関はSBI証券のみ。SBI証券でつみたてNISA口座を持っている(作る)のであればいいのですが、すでにほかの証券会社につみたてNISAの口座があるのならば、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を選べばいいと思います。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」、プロがおすすめする6つの証券会社・銀行を発表! 失敗しない金融機関の選び方と「ポイントの有無」や「取扱銘柄数」などを比較して詳しく解説

 なお、同じ指数に連動する投資信託から商品を選ぶ際には、信託報酬などの手数料のほかに、「純資産総額や基準価額が順調に増加していること」「トラッキングエラーが低い(=ベンチマークと同じ値動きをしている)こと」「シャープレシオが高い(=効率よく運用できている)こと」も比較して確認しましょう。

「つみたてNISA」では、米国の株式市場に上場する個別株やETFを購入することはできませんが、米国の株式指数に連動する投資信託を購入することで、米国株に投資することが可能です。「つみたてNISA」を活用すれば、最長20年にわたる長期の非課税効果を得ながら、米国株の値上がりの恩恵を受けることができます。米国株投資に興味のある方も、まずは、つみたてNISAでの投資を検討してもいいでしょう。【※関連記事はこちら!】⇒20代・30代におすすめの「つみたてNISA」活用法を伝授!“時間を味方につける”ために有効な「積立額の決め方」や「積立投資すべき投資信託の銘柄」をプロが解説⇒つみたてNISAが投資の初心者におすすめな理由とは? 積み立て投資だから簡単で損しにくく、対象商品は低コスト&売買手数料無料、そのうえ節税もできる

頼藤太希(よりふじ・たいき)[マネーコンサルタント](株)Money&You代表取締役。中央大学客員講師。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。著書は『はじめての資産運用』『1日5分で、お金持ち』『はじめてのNISA&iDeCo』など多数。twitter→@yorifujitaiki

【2022年3月7日更新】◆つみたてNISA口座のおすすめネット証券はココ!

売買手数料購入可能なつみたてNISA対象商品数
投資信託ETFインデックス型投信アクティブ型投信ETF
◆SBI証券
無料160本18本
【SBI証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】ネット証券大手の一つ。つみたてNISA対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、つみたてNISAで選べる投資信託の本数は178本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。「100円」から投資信託の積み立てが可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べるので、きめ細かい時間分散投資もできる。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントと投信マイレージによるTポイントが両方貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。スマホアプリ「かんたん積立アプリ」は、つみたて NISAに対応しており、投資信託をスマホで管理できる。「かんたん積立アプリ」では、おすすめの資金や金額配分の提案もしてくれる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。
【関連記事】◆【SBI証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託の取扱数が178本と充実しているのがSBI証券の魅力!◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!
◆楽天証券
無料160本20本
【楽天証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数は180本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額からつみたてNISAを始められる。「毎月積立」だけでなく、「毎日積立」も可能だ。また、積立代金の引き落としは、証券口座や「楽天銀行」、その他金融機関に加え、「楽天カード」も選択できる。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能。さらに、「楽天カード」のクレジット決済にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」「NISA」口座でも利用できる。
【関連記事】◆【楽天証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が180本と豊富! 積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能!◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生
◆松井証券
無料156本17本
【松井証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の1つ。つみたてNISA対象の投資信託は173本と豊富なラインナップ。ロボアドバイザーが投資信託のポートフォリオの提案から運用をサポートする「投信工房」(利用無料)をはじめ、情報ツールが豊富でサポート体制も充実。100円から投資信託を購入することができるため、投資初心者も始めやすい。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。
【関連記事】◆【松井証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託を173本も用意! ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!
◆auカブコム証券
無料149本15本
【auカブコム証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISA対象の投資信託は164本で順次拡大予定。積み立ては100円から可能で、投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。NISA口座(つみたてNISAを含む)の開設者は通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になるのもメリットだ。自分でファンドを選べないなら、自分に合ったファンドをおすすめしてくれる「FUND DRESS」が便利。投資初心者にも、すでに投資を行っている中上級者にもおすすめできる。
【関連記事】◆auカブコム証券が、Pontaポイントを活用した「ポイント投資」を開始! 買い物や食事で貯まったポイントで投資信託を購入して、お得に資産運用を始めよう!◆【auカブコム証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託は164本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり!
◆マネックス証券
無料137本15本
【マネックス証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISA対象の投資信託のラインナップは152本と豊富。最低購入金額が原則100円と、少額からつみたてNISAを始めることができる。また、独自の資産設計アドバイスツール「MONEX VISION」が、おすすめの投資信託を紹介してくれる。「つみたてNISA」と「iDeCo」、どちらの制度が各個人の投資目的に適しているか、アドバイスが受けられる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」が便利。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。総合口座での取引でも、約定金額の低い価格帯で特に手数料が安いため、将来少額からでも株式投資を始めたい初心者にもおすすめ。
【関連記事】◆【マネックス証券「つみたてNISA」のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が152本もあり、 初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える!◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得!国内株は無料、外国株も買付が実質無料のうえ、外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者におすすめ!
◆SMBC日興証券
無料143本15本
【SMBC日興証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】2020年7月から、オンライントレード(日興イージートレード)の「投信つみたてプラン」で「つみたてNISA」の取扱いを開始した。買付金額は毎月1000円以上、1000円単位。銘柄選びの助けになる「とうしんLab.」では、年齢や運用方針に応じたおすすめファンドを紹介している。複数銘柄を同時に買付設定できる「つみたてカート機能」があり、つみたてNISA対象・非対称銘柄を組み合わせた独自の買付プラン設定が可能だ。
【関連記事】◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
◆大和証券
無料1.242%以下11本4本7本
【大和証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】投資信託は信託報酬の低いインデックス型投信を中心に絞り込んだ計15本。低コストのバランス型投信もしっかりラインナップされているので、投資初心者でも始めやすい。アクティブ型は「年金積立 Jグロース」など4本。また、つみたてNISAでETFを豊富に取り扱う貴重な金融機関となっている。積立頻度を毎月、隔月、3カ月ごと、4カ月ごと、6カ月ごとから選択可能。
◆野村證券
無料5本2本
【野村證券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISAで取り扱う投資信託は厳選された7本だけで、投資初心者でも迷わず選べる。インデックス型は日本株1本、日本を除く全世界1本、日本を除く先進国1本、バランス型2本の計5本で、いずれも信託報酬は最安に近い低コストの投信が用意されている。とくに、「野村スリーゼロ先進国株式投信」は信託報酬ゼロ%!(2031年以降は0.11%以内) アクティブ型は好成績で人気の「ひふみプラス」と、ユニークな運用哲学の「コモンズ30ファンド」をラインナップ。
※掲載情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。
【2022年3月7日更新!】◆NISA口座の株式売買手数料や取扱商品、キャンペーンを徹底比較! NISA投資で利用すると得する、おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税込み)取扱商品NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株海外株投資信託 ※1
◆SBI証券
無料○米国株中国株韓国株ロシア株アセアン株約2600本(原則、全ての投信が販売手数料無料)○(88社/11社)
【SBI証券のNISA口座のおすすめポイント】ネット証券で日本株の個人取引シェアNo.1! NISA口座では日本株の売買手数料が無料、かつ海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。米国、中国(香港)、アセアン各国、韓国、ロシアなど、NISA口座対応の海外株が豊富! また、全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)となっている。IPOの取扱が多いのも魅力だ。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントと投信マイレージによるTポイントが両方貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。2019年1月開始の「簡易NISA口座開設」制度に対応、証券総合口座がない状態からの申込でも最短2営業日程度で取引が始められる。
【関連記事】◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!◆SBI証券のおすすめポイントはココだ!~IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実の大手ネット証券
◆マネックス証券
無料○米国株中国株約1200本(原則、全ての投信が販売手数料無料)○(50社/0社)
【マネックス証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、海外株(海外ETF含む)も購入時の手数料が全額キャッシュバックされる(=実質無料)。他の証券会社と比べてNISA口座での外国株の取り扱い銘柄数が多いのも魅力! 米国株は4000銘柄以上、中国株は2500銘柄以上がNISA口座でも購入できる。投資信託は、NISA口座での取引や「投信つみたて」を含めて、すべて購入時手数料が無料(ノーロード)。マネックストレーダーやスマホなどのツールもNISAでの取引に対応。 1日100円から積み立てが可能な「毎日つみたて」は、NISA・つみたてNISA(つみたてNISAは月額指定のみ)でも利用できる。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。
【関連記事】◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!第1回 証券会社を選ぼう◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
◆楽天証券
無料○米国株中国株アセアン株約2600本(原則、全ての投信の販売手数料無料)×
【楽天証券のNISA口座のおすすめポイント】日本株の売買手数料が無料で、海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。海外株は米国、中国(香港)、アセアン各国と、幅広い銘柄が揃っている。さらに投資信託も約2600本と充実しており、全ての投資信託の販売手数料が無料。またポイントプログラムが充実しており、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたり、楽天市場の買い物でポイントアップも可能だ。2019年1月開始の「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応。申込から取引(商品買付)までを、最短で当日中に行える。毎月決まった金額や口数を自動売却して、少しずつ現金が受け取れる「定期売却サービス」も行っている。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」・「NISA」口座でも利用できる。
【関連記事】◆楽天証券おすすめのポイントはココだ!使いやすいトレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が詳細で見やすい!◆スマホでNISAの取引、株と投資信託などを売買できるネット証券のランキングを発表!主要ネット証券のNISA取引スマホ対応状況
◆松井証券
無料×約1600本(原則、全ての投信が販売手数料無料)○(9社/0社)
【松井証券のNISA口座のおすすめポイント】日本株の売買手数料が無料で、取り扱っている全ての投資信託の販売手数料も、一括購入・積立購入を問わず、無料! 2022年2月から米国株の取扱を開始したが、現状では米国株はNISA・つみたてNISA・ジュニアNISAで取引ができない。強力な銘柄スクリーニング機能を持つ「QUICK情報」や高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できるなど、情報ツール類が充実。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。
【関連記事】◆松井証券はどうして投資信託の取扱数が少ないのか? あえて取扱数で勝負せず、松井証券が「顧客に無駄なコストを使わせない」という理念にこだわる理由とは◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!◆松井証券のおすすめポイントはココだ!松井証券の無料サービスと個性派投資情報を使いこなそう!
株式売買手数料(税込み)取扱商品NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株海外株投資信託 ※1
◆GMOクリック証券
無料×130本以上(110本以上は販売手数料無料)○(1社/0社)
【GMOクリック証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。100円から積立が可能なのも魅力。ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ!
【関連記事】◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid/iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める!
◆auカブコム証券
無料×約1500本(原則、全ての投信が販売手数料無料)○(23社/0社)
【auカブコム証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座なら国内株の売買手数料が無料、100銘柄のETFも売買手数料が無料! 投資信託は100円から購入が可能。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」もある。NISA口座を保有していると一般口座(と特定口座)の現物株式売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」もお得(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。2020年1月14日から投資信託の販売手数料がすべて無料に! また、対象の投資信託を保有して「au ID」を登録しているとPontaポイントがたまるお得な「auカブコムの資産形成プログラム」は、特定口座・一般口座・NISA口座が対象となっている。なお、米国株式取引は、NISAに対応していない。
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株式売買手数料(税込み)取扱商品NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株海外株投資信託 ※1
◆野村證券
152~2095円(約定代金による)×1000本以上(40本以上は販売手数料無料)○(37社/23社)
【野村證券のNISA口座のおすすめポイント】国内大手の老舗証券会社で、口座数とNISA申込口座数はともに国内ナンバーワン! NISA口座でも一般口座と同じ売買手数料が必要となるが、インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが豊富で、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPOの主幹事数が多いので、本気でIPO投資を狙うならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。なお、外国株式取引は、NISAに対応していない。
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◆SMBC日興証券
137~1650円(約定代金による)×約1000本(600本以上は販売手数料無料)○(66社/21社)
【SMBC日興証券のNISA口座のおすすめポイント】証券会社でトップクラスのIPO取扱実績を誇る。NISA口座でもIPOに参加できるので、公募価格の数倍になることもあるIPO投資で非課税のメリットを生かしたいなら、口座を開いておきたい証券会社だ。また、500円から株式投資ができる独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」があり、NISAの限度額120万円をムダなく使えるのが魅力!サポートツール 「fund eye Plus」も便利だ。
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◆岡三オンライン
0~1650円(約定代金や料金プランによる)×約550本(2020年1月6日より販売手数料実質無料)○(45社/0社)
【岡三オンラインのNISA口座のおすすめポイント】2020年1月6日より、ブルベアファンドも含む全ての投資信託の購入時手数料が完全無料に(ただし、ETF等の上場投資信託を除く)。積立買付時も購入時手数料が無料になる。NISA口座の株式売買手数料は有料だが、そもそも一般口座(と特定口座)の手数料はネット証券でも割安。NISA対応ではないがFXやCFD(くりっく株365)などの商品ラインナップも充実している。
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◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
55~1100円(約定代金や料金プランによる)×10本(販売手数料無料)○(5社/0社)
【SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)のNISA口座のおすすめポイント】顧客満足度調査の「ネット証券 手数料部門」で1位を獲得するなど、売買手数料の安さはネット証券でもピカイチ! NISAの場合、売買手数料が無料の証券会社もあるのでNISA口座しか利用しない株式投資初心者にはさほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に投資を始めたいなら、手数料が安いSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)はおすすめ!
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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